鳥かごに戻っているパピを見て安心していると、いつのまにか、いなくなっていたりする。ユウがなかなか戻ってこないからまた鳥かごから出たのだろうが、そうなるともう鳥かごに戻れなかったりして大変。身の程知らずだと思ってしまうのは、あとふた月足らずで8歳の老人になるからだ。なるべく静かにしていてほしいけど、パピもみんなといっしょに飛んだりしたいのだろう。
いま、メグとランのところには卵が3つあるけれど、こちらも遊びに夢中だから、真面目に温めていない。この前など、ミーが代わりにツボ巣に入ってランの卵を抱いていた。この日は、そこにランが戻ってきたので、ミーとランがしばらく同じ鳥かごにいて、メグがなかなか鳥かごに戻らないので、夫がそのまま入口を閉めてしまった。メグはけっきょくミーの鳥かごに入ることになって、そのまま就寝になりそうだった。
ところが、そのうちにランが暴れ出したため、夫が2つの鳥かごをあけると、それぞれ元のサヤに納まったものの、相変わらずこの3羽はややこしい。じつは夫はメグに腹を立てている。最近またメグが白文鳥のトビを追いかけだしたのだ。
トビといっしょになったスーは、メグからトビを守るのに忙しく、おちおち遊んでもいられないようす。手のひらの水浴びをしなくなった。代わりにチーが、マイとルミが浴びたあとで長々と水浴している。
メグには困ったものだけど、スーとトビのところにも卵が2つあるようだ。こちらもあまり真剣に温めているようではないから、ヒナの生まれる期待は薄いけれど、来年にはわかるだろう。
今年もお読みくださってありがとうございました。どうぞみなさま良いお年をお迎えください。