それはともあれ、いま一番憂鬱なのが、毎回パソコンを立ち上げると送られてくるウィンドウズの「新しいセキュリティ・プログラムというものだ。
ところがそれを入れるには、新しいデバイスが必要」だとして、ウインドウ10のアップグレードがされ出す。仕方なく画面のハイドボタンをクリックして仕事を続けるわけだけど、これが毎回、繰り返される。それは、私のパソコンに新しいデバイスが入らないからで、新しいデバイスを入れるには1つのアプリを外さなければならないらしい。しかし、前回、ウインドウ7から10にアップグレードしたときには、そんなことはなかった。
いったん外して入れ直せばいいと思うかもしれないが、外して入れ直しても元通り使える保証はないようだ。
そこで、そのアプリを外せないでいるから、毎回、パソコンを立ち上げるとプログラムが送られてきて、パソコンが重い。ときにはフリーズして再起動してしまう。新しいアプリを入手するにはお金がかかる。これまで使えていたものが相手の都合で急に使えなくなるなんていうのは不合理だ。
というわけで、そのままにしているけど、これでは私のパソコンが壊れてしまうのではないかと心配になる。どうしたものかと、パソコンを開くたびに気が重い。
ちなみにそのアプリとは“PCトーカー7”というもので、目の悪い私に代わって文字を読み上げてくれるものだ。それはウインドウズのナレーターとは比べ物にならないくらいいい出来である。これが亡くなってしまっては大変。
私のパソコンが、だれかに乗っ取られたようで、面白くない日が続いている。