2018年12月29日土曜日

25、今年もあとわずか


  いま、あやさんちの文鳥は11羽。今年のはじめもそうだった。だけど、シナモン文鳥のパぴが9歳の天寿を全うし、代わりにクリーム文鳥のモカがミーのパートナーとしてやってきたから、メンバーは変わっている。

 そしてパピと同じころにこの家にもらわれてきたシナモン文鳥のチーはもう9歳4か月、パピとふーの第一子の白文鳥のマイもまもなく8歳8か月になろうとしている。

 チーもマイも老齢で、特にマイは両方の足がおかしくなってしまって鳥かご内では床にマットを敷いて低い位置ですごし、ときどき抱きかかえてえさお食べさせてもらっている。それでもマイは、羽をバサバサする運動をさせると喜んでいるし、食欲はあるからチーより長生きするかもしれない。とはいえ長い間一緒に過ごしてきた彼らと別れる日もそう遠くはないだろう。そう思うと、来年は寂しい年になるように思われて、これまでに逝ってしまった多くの文鳥たちの面々が浮かぶ。

 12年もの間、彼らのおかげで、大した病気もせずに楽しく過ごしてこられた。確かに面倒だしおのずと時間も束縛されるが、老夫婦の生活としては悪くないと感じている。

 さて来年は新しい生命の誕生が見られるかどうか、文鳥たちの頑張りに期待しよう。

2018年12月12日水曜日

24、きょうは私の誕生日

 私はシナモン文鳥のルミよ。12月12日私が生まれた日。きょうで私、8歳になったんだって。けさママが「ルミちゃん8歳、おめでとう」っていってくれた。

なんでもこの家にいたメス文鳥では、私が1番長生きなんですって。それも夫のマイと私はこの家で生まれたから、誕生日は正確なのよ。マイは私より7か月早く生まれたので、もう8歳7か月になって、片足が伸びちゃっている。だけど、水阿木もさせてもらっているし、大きな声も出るし、いちおう元気だから、いつまでも仲良くしていたい。

 マイはこの前、足の先から血が出て、パパとママがあわてていた。自分で足の爪かなんかを突っついっちゃったようだけど、ちはとまって大丈夫だったからよかった。伸びてないほうの足だったから、こっちの足も変になったら大変だと思って、じつは心配していたの。でも、治って本当によかったわ。

 ところで私のほうは、ママに

「ルミは若いころはスリムな体系だったのに、最近は中年太りってかんじになっているわ」なんていわれちゃった。

「でも、ルミは元気でちゃんと水浴びもするし、よく飛べるからいいわね」ともいわれた。私、元気なおばあさんだから、まだまだ長生きできそうだわ。

2018年12月6日木曜日

23、わたし白文鳥のトビ

   このごろ若い子たちが、さかんに卵を産んで温めている。だけど、まだ新しいヒナが生まれてきた様子はないみたい。

この前、パパがクリとピヨの卵を取り出してママと話していた。

「もう少しでかえるところだったのに、可哀そうだな。これ、お墓に埋めてやろうか」

「カラから出る直前に力尽きたのかしら」なんてね。

 わたしなんか、以前にユウと暮らしていたとき、3羽も同時にかえしたのよ。みんな若い子たち、卵をうまくかえせないみたいね。だとしたら、わたし、もういい年なんだけど頑張ってお手本を示さないといけないかも。そう思って、わたし卵を産んだの。たった2個だったけど、いま温めているところ。

来年1月には7歳になるんだから難しいかもしれないけれど、とにかく頑張ってみるわ。

 でも、この年で子育てってことになったら大変だわね。まあ、夫のスーが若いから、スーがかなり手伝ってくれるでしょうけど・・・。でも、その前に、生まれるかどうかが問題で、どっちにしても、難しそう。