2019年4月26日金曜日

(八)ラン、スー、ミーも4歳


 もうじき4月が終わり5月になる。つまり新しい元号・令和となるわけだ。4月になってトビ(7歳3か月の白文鳥)の具合が悪くなったりして、そちらに気を取られていたせいか、ラン、スー、ミーの3兄弟の誕生日をすっかり忘れていた。彼らも今月10日にはもう4歳になった。それぞれ年齢の異なるパートナーと仲良く暮らしていて、スーの相手のトビもすっかり元気になって、以前のように飛んでいる。このふたりの間にひなが生まれることはもうないだろうが、ランとメグ、ミーとモカのところの卵がかえらないのはなぜだろうか。

また換羽の季節がやってきて、ときどき大きな羽も落ちている。これからしばらくは掃除も忙しくなりそうだが、マイもチーもそれなりに元気なので、こちらに餌を食べさせる仕事もあるから大変だ。

2019年4月12日金曜日

七)トビちゃん、どうしたの?

 
4、5日前のことだけど、白文鳥のトビ(メス)が急に飛べなくなってしまった。鳥かごの中で下に落ちたまま上の止まり木に戻れない。鳥かごから出ても床にいる。どうしたことか? あんなに飛ぶことが得意でピョーンと素早く飛んでいたのに。だから「トビ」という名前になったはずなのに…。

 その日、トビは夫に捕まえられて、あやさんの手に渡された。あやさんが手の中に入れて温めると、トビはしばらくじっとしていた。多分ほんのり暖かくて気持ちがよかったのだろう。そのまま10分ぐらい眠っていて、やがて眼が覚めると逃げるように飛んだ。トビは昔から頑固で人の手にはあまり馴染んでいない。鳥かごに戻るときは、自分で入るか、パートナーのスーと一緒に餌を載せた夫の手に止まって入れてもらっている。

 前日、寒かったから、風邪でもひいてしまったのだろうか。それとも目が悪くなってうまく動けないのだろうか。どこか、例えば羽などを痛めてしまっているのだろうか。などといろいろ考える。

 そして、トビもいい歳になったのだと思う。もう7歳2か月を過ぎた。つまり、すっかり、おばあさんなのである。

 とにかく鳥かごの中で下に落ちて上がれなければ餌が食べられないし、水も飲めないことになる。そこで夫がチーの鳥かごにあった2本の止まり木にプチプチお付けた幅広の泊まれる台をトビの鳥かごに付け替えた。そして1つのスカイカフェに水をいれて、トビがツボ巣の高さから下に下りなくても生活ができるように工夫した。チーはもうすっかり床の生活なので、このプチプチはむしろ邪魔な存在になっていたから一石二鳥である。ついでに鳥かごの置いてある場所も交換してトビの鳥かごを明るい場所に移した。

そして、きのうには、トビはかなり動きがよくなってきて、どうにか自分で鳥かごに戻れるようになった。かなり高いところにも飛んでいけるようになったので、一安心したけれど、まだ高所から降りるのは怖いらしい。

飛び方は自由自在とはいかないものの、だいぶ快復してきたようだから、ほっとしている。

まもなく換羽の時期になると、文鳥たちの体調も優れなくなるだろう。そう考えると、高齢な文鳥たちのことが心配になる。マイも間もなく9歳になるし、チーは9歳8か月だ。