2020年4月24日金曜日

(10)メグも換羽(かんう)



 この前、チー(10歳8か月)の換羽のことを書いたが、こんどは次に年寄りのメグ(7歳3か月)の換羽が始まっている。最近メグは飛び方もおぼつかないようすで、鳥かごには細かい羽毛が散らばっていた。やはり、どの文鳥も換羽のときは、それなりに具合が悪くなるようだ。

 これで、すっかり夏毛に生え変わってしまえば、身軽ですっきりするのだから、ここはがまんのしどころか。これをすぎれば体調もよくなるはずだ。そういえば冬毛の抜けたチーも、体は骨ばっているものの結構、げんきそうだ。このようすだと、まだ当分は生きられるだろう。

 ほかの文鳥たちも、少し体を痒がっているときもある。これから彼らも換羽が始まるのだろうが、このように換羽は年寄り順にやって来るものなのか。これまで気にしてみたことはなかったけれど、そうだとしたら新発見だ。

2020年4月10日金曜日

(9)ランちゃんたちも、もう5歳



 クリーム文鳥のラン、白文鳥のスー、シナモン文鳥のミー、この3兄弟たちも、4月10日に誕生日を迎え、5歳になった。彼らが生まれて以降、この家では、だれも生まれていない。この3兄弟はクリとチビの間に生まれた子どもだけれど、母親のチビは、彼らを育ててその年の12月に亡くなってしまった。いまクリはシルバー文鳥のピヨと暮らしていて、ピヨはいくつも卵を産んだけれど、まだ1羽もかえっていない。

一方、10歳7か月を過ぎたシナモン文鳥のチーは、最近体をかゆがっている、ぬるま湯で洗ってやると羽ばたいて、小さな白い羽毛がいくつも抜けた、そういえば少し前には尾羽も抜けて落ちていた。チーの尾羽は元々黒かったものが、白髪のようにすっかり白くなっているから、すぐにわかる。

 そろそろ換羽の季節なのかと思わせるけれど、ほかの文鳥たちは、まだのようだ。チーは老いたせいで特別に早いのだろうか。それにしても、こんなに歳をとっても換羽がちゃんとあるなんて、すごい。