2026年3月3日火曜日

 

 

(4)   ひなまつり

 きょう3月3日は桃の節句でひなまつりの日。最近はおひな様を飾る家も少なくなった。ひなまつりは女の子の節句なので、今どきでは5月5日の端午の節句(男のこ)に集約されて「子供の日」になっているようだ。あやさんは道明寺(桜餅)を食べてモカちゃんときょうの日を祝った。外は雨もようで寒い1日だった。モカはあやさんの手の中で眠るのが日常になっていて、ときどき甘えてあやさんの指を軽く噛む。モカはブランコに乗って、あやさんを呼ぶことが多くなった。先日などは、あまり静かなのでツボ巣で眠っているかと思い、上と下のツボ巣をのぞいたら、どちらにもいない。鳥かご内を探してもいないので慌てていると、モカは上のツボ巣の上に乗っていた。以前はそんなことが多かったものの、最近では上に昇などできなかった。かなり動きがよくなってきている。よく食べてよく寝るから、元気になったのだろう。そういえば去年より太ってきているようだ。

 そんな平和な日常の向こうで、世界では大変なことが起きている。起こされているというほうが正確かもしれない。シオニストとトランプによって世界がとんでもない方向に向かって行きそうだ。おごった人間ほど恐ろしいものはない。

2026年2月14日土曜日

 

 

(3)  春は間近

 きのう辺りからだいぶ暖かくなってきた。まだ寒い日も

あるだろうけどこのまま春になってもおかしくないような感じ。つい1週間前までは雪の中の選挙で大変だった。急な解散とこれまでにない日程の短期決戦となった衆院選は、準備も整わず政権与党にとってはやりたい放題の選挙だった。日本の選挙もベネズエラみたいになってきて、これから先が思いやられる。そんな気の晴れない日々だけど、春を思わせる陽光のなかでモカと一緒に日向ぼっこをしていると、おだやかな気持に包まれる。

 きょう、モカにうれしいことがあった。昼過ぎにまたモカが鳴きだした。そろそろ鳥かごから出せといっているらしい。と、思って鳥かご内をのぞくと、モカが得意そうにブランコに乗っていた。昨年、工夫して低い位置につけて置いたブランコだったが、これまで一度も乗れなかった。そのブランコに乗って、得意そうに鳴いていた。あやさんを呼んだのは見せるためだったようだ。毎日、午前と午後の長い時間、鳥かごから出して部屋の中を歩かせているから、足が丈夫になったのかもしれないと思って、うれしくなった。モカは最近、ますますあやさんになついて、椅子に座っているあやさんの足にのったりもする。手に抱いていると指を甘噛みしたりもする。まるで小さな猫みたいになってきた。やはり長い時間一緒にいると、情が通じてより仲良くなれるのかもしれない。

2026年1月31日土曜日

 

(1)モカちゃん8歳

 1月30日、ついにモカが8歳の誕生日を迎えた。といってもモカの正確な誕生日はわからないのだけれど、この家にお嫁に来たとき前の飼い主さんから1月末に生まれたと聞いたので、誕生日は1月30日と決めていた。たしかやはり1月生まれのメグと同じ30日にしたと思う。メグはこの家で生まれ11歳7か月生きたオスの白文鳥で一番長寿だった。オスの文鳥は9歳以上生きたものも多いけれどメスの文鳥はそれに比べて短命だ。一番長生きしたルミが9歳をようやく超えたと思うが、あとは8歳まで届かなかった。モカが8歳の誕生日を迎えられたことは、そういう意味でもおめでたい。もう飛べないとはいえ、大きな声で鳴くしえさもよく食べている。そして、ときには捕まえようとするあやさんをからかって逃げたりしている。とはいってもさすがにおばあさんだから、ストーブを点けると、その前に行ってじっと温まっていることも多い。とにかくモカはこの家で生活する最後の文鳥だから、いつまでも元気でいてほしい。

 いま日本では急で勝手な衆院の解散があり騒然としている。雪国では選挙運動もままならず役所の人々の苦労も想像を超える。そんな混迷を深めているこの国でも、これまで眠っていた国民がようやく目覚めだした。この丙午という飛躍の年に大きなうねりとなって明るかった日本を取り戻してほしいと願う1月最後の日。

2026年1月10日土曜日

 

2026年の文鳥たち

(1) 新しい年(午年)

今年の年始は文鳥1羽になった。もうすぐ8歳になるモカちゃんは、それでも元気だ。

 毎日、陽当たりの良い居間ですごす時間が多くなった。もう、狭い鳥かごに独り閉じ込められているのはいやになってしまったらしい。暇さえあれば鳥かごから出せとばかりにうるさく鳴いて、あやさんに抱かれると気持ちよさそうに静かになる。あやさんもずっとモカを抱いているわけにもいかないから、暖房マットの上に布を広げて止まり木やえさなどを置いた場所にモカを下す。モカはしばらくそこでおとなしく日向ぼっこをしているが、そのうちに退屈すると、動き出す。ときにはあやさんを呼んでうるさいが、そんなときは糞をしたときで、どうも教えているらしい。

 さっきも鳴いていたが、すぐにはモカの所にいけずにいると、静かになった。少しして見に行くと、モカが床の上で逆さになって立ち上がれないでもがいている。急いで拾い上げると、心臓がバクバクしていた。足も弱っているせいか、床の上で赤ちゃんのようにしている。そんなときこそ鳴き声を出せばいいのにと思うけれど、なぜか文鳥はパニックになると声を出さない。やはり鳥かご内にいる方が安全だけれど、モカはもう鳥かご内でも上にはあがれない。下に下りることはできても、一度下りたら、あやさんに上に上げてもらわなければ下のツボ巣でおとなしくしているしかない。それでも鳴き声はうるさいし自己主張は強いから、まだまだ元気で過ごせるだろう。今年がモカにとっても良い年であって欲しい。

 本年もよろしくお願します。

 

2025年12月30日火曜日

 

(二十一) ことしを振り返る

 きょう新しい冷蔵庫がきた。おととい長年使っていた冷蔵庫が突然、壊れたためだ。製氷室の氷が解けだして冷蔵庫が全く冷えなくなったので、近所の電気やさんが新しいのを持ってきてくれた。もう20年以上も使っていたからいつ壊れてもおかしくないと覚悟していた。でも、あと1日遅かったなら、新しい冷蔵庫がくるのはお正月が過ぎてからになってしまっただろう。絶妙のタイミングで壊れたこの冷蔵庫はなんと1996年製だったというから29年も使っていたことになる。長い間、一度も故障しないでよく働いてくれた。しかも、正月前に壊れてくれて、最期までよくやったと感謝するばかり。

 そういえば今年は家のエアコンも壁掛け時計も母が作ってくれた大きなステンドグラスの電気スタンドカバーも、なぜかみんな壊れてしまった。そして夫もさらにシナモン文鳥のあんなに元気だったフユちゃんも、みんなこの家から去ってしまった。そういう巡りの年だったのかもしれない。クリーム文鳥のモカのことも心配だったが、なんとか元気で来月には8歳のお誕生日を迎えられそうだ。

 来年にはいろんな新しいものとの出会いがあることを期待して残り1日をモカちゃんと過ごそうと思う。。

2025年12月9日火曜日

 

(二十) またもや大地震

 

 昨夜11時過ぎにベッドに横になったとき、身体がフワッとしてめまいのようなものを感じた。もしやと思ってテレビを点けると、また東北のほうで大地震があったことを報じていた。北海道に向き合った青森県沖が震源のようだったが、東日本大震災で多くの人命が津波で失われた記憶も新しく、テレビは盛んに津波の警報を流していた。今回は津波の恐ろしさを知っている人々はすぐに避難をし、津波の高さも抑えられていたので、今のところ津波の被害は限定的ですんだようだ。けれども東日本大震災のときを思うと、この後も何度も大きな地面の揺れに襲われることになり、被害は大きくなるだろうと心配になる。昨夜この家が揺れたとき、モカのことが気になったが、その後この辺では揺れは感じなかったので、ひとまず安心した。2011年の大地震のとき、この家にはたくさんの文鳥がいた。当時のいろんなことを思い出すが、特に断水で水が出なくなったのに水浴びをねだるフーを蛇口の下に連れて行き、水が出ないことを教えたら、フーが駄々をこねてすねたときの様子が目に浮かぶ。あのときは何日も水が出なかった。電気もときどき止まって、文鳥たちが寒くないか心配した。これからますます寒くなる東北のこと、人間だけでなくペットたちのことも気がかりだ。

 モカはますます賢くなって、鳥かご内に入れたあやさんの手に乗る方法を考えた。途中で落ちないようにあやさんの手に乗るために彼女はツボ巣の中に入る。するとツボ巣の中に入ってきたあやさんの手に確実に乗れるから、そのまま鳥かごから出してもらって抱かれるというわけだ。そのため、あやさんが鳥かごに近づくと、さっさとツボ巣に入るから、思わず笑ってしまう。文鳥さんはさすが賢い生き物だと思う。

2025年11月15日土曜日

 

(十九) モカは毎日、日向ぼっこ

 このところ日中の陽射しが心地よい日が続いている。午前中に居間に射し込む光線は日向ぼっこにもってこいの暖かさで、モカもその恩恵を受けることになった。

 午前10時近くになると、モカが鳴いて、当然のように鳥かごから出すようにとせがむ。日の当たるソファーの上に出して止まり木に乗せてやると、しばらくはそこに止まって日向ぼっこをし、そのうちに場所を移動して部屋の隅の床の上にいたりする。もう飛べないし目も悪いおばあさんなのだ。このいえでは目の悪いふたりの老人が日向ぼっこをして居眠りをしている。絵に描いたら平和な光景に映るだろう。モカはフユがいなくなって独りになってから、すっかりあやさんと仲良しになった。ふたりとも他に家族がいないのだから当然の成り行きかもしれない。

 モカがこんなに人に抱かれるのが好きだとは思わなかった。これまでのモカはフユに比べて人懐こいとはいえない文鳥だった。どちらかといえばおすまし文鳥で、この家に来た生後3か月くらいのときには、たくさんの文鳥を見てびっくりしてあやさんの指にしがみついていたものの、その後あまり人には近づかなかった。そのころはまだメモ良かったので、夫になったミーに対して威張っていた。そのモカがこの家で最初の頃に飼っていたフーのようにすっかり赤ちゃんみたいに、あやさんに身をゆだねている。文鳥はやっぱり繊細で賢い鳥なのだ。