(11) モカの水浴び
長い換羽の期間も終わって、モカはすっかり元気になった。以前のようにあやさんの手の中でぐっすり眠っている時間が短い。動きが活発になったようで、鳥かご内のブランコに乗っていることが多い。ときどきブランコに付いている鈴を鳴らしてギャアギャア騒いでいる。その声を聴くたびに昔いたシナモン文鳥のオスのチーちゃんのことが思い出される。チーがこの家にもらわれてきた時、よほどブランコが気に入ったのか、しょっちゅうブランコに乗って鈴をならしてギャアギャア騒いでいたものだ。ほかの鳥でそんな風にブランコの鈴を鳴らしていたこはいなかったと思うけど、いまのモカの鳴き声はチーとそっくりで笑ってしまう。おばあさんの声だなんて思えないほどにぎやかで面白いのだ。
ところでモカの水浴びだが、このとこ身体が痒いという仕草をして、水浴びを要求するようになった。あやさんが洗面所に水を溜めてそこで洗ってやる。ところが、きのうは朝から忙しくてモカはずっと鳥かごの中にいることになった。そして、気づくと水の音がしてモカは自分で、スカイカフェに入っている飲料用の水の中で浴びていた。いよいよ自分で水浴びをするようになったとばかりに喜んだあやさんだったが、きょうになったら、朝からうるさく騒いで、結局、また洗面所で体を洗ってやることになった。元気になったのはよいが、ますますにぎやかに鳴いて要求するモカに、あやさんは少しばかり閉口している。
日本の国会は、もうめちゃめちゃになっている。不正な選挙で選ばれた国会議員とはいえ、世界に恥をさらして恥ずかしくないのかと絶望感に襲われる。