2021年2月14日日曜日

(4)文鳥たちもびっくり

 

きょうは2月14日、だいぶ春めいてきた。もうじき東日本大震災から10年になる。そう思っていたところだったが、昨夜、突然自信を知らせる携帯の警報音が鳴った。少しすると突然、大揺れが襲ってきて、部屋の壁につかまるはめになった。揺れはけっこう大きくて長かったので、文鳥たちもガサガサと騒ぎ出した。鳴き声を上げたのはクリだったかもしれない。夫が電気を点けて「大丈夫だよ」といったら、文鳥たちは静かになった。

 いまこの家にいる文鳥の中で、こんな大揺れを経験したことがあるのは最年長ののチーだけだ。ほかの子たちにとっては初めてのことで、恐ろしさに慌てふためくのも当然だろう。人間だって恐ろしいのだから。

 テレビをつけると震源地は福島県沖で福島の震度は6強ということだった。震源が深いので津波の危険はないとわかり、少し安心した。今朝になりマグニチュードは7.3でこのあたりの震度は4くらいとわかったが、昨夜は静岡県をも含む広い範囲で停電したところも多かったようだ。一番気にかかるのは原発のことで、あのタンクに貯蔵してある汚染水が漏れ出なかっただろうかと心配したが、政府の発表では異常なしとのことだった。けが人は出たものの死亡がなかったようなので、やはり津波と原発さえなければ、東日本大震災のようなことにはならずにすむのだと思った。

朝、文鳥たちの鳥かごを覆っている布を外したとき、ピヨもフユもそれぞれのツボ巣で卵を温めていた。ピヨは6つ、フユは10個くらい、かえりそうもない卵だけれど、しっかり守っているようだった。モカは相変わらず、まだ抱える卵はなく、ミーと同じスカイカフェに乗っていた。そしてメグは老人だから、やっぱり安全そうなツボ巣に入っていた。チーはいつもどおりツボ巣の下にもぐって寝ていた。

 福島近辺では土砂崩れなどもあり、まだ余震が続いているようだけど、この辺りは、きのうと同じ日常になっている。文鳥たちも、昨夜のことは忘れたように元気に過ごしている。

 昨夜の地震は10年前の東日本大地震の余震だそうだが、今回の地震の余震もまだあるかもしれないという。もう、地震はこりごりだ。、

2021年1月30日土曜日

(3)モカちゃん3歳

 


クリーム文鳥のモカが30日で3歳になる。シナモン文鳥のミーの相手としてこの家にきたのは生後2か月を過ぎて間もないころだったから、まだメスかどうか確かではなかった。それでも文鳥同士ではわかるようで、ミーがすぐに興味を示して無事に夫婦になれた。そしてモカは卵を産み、今に至っているけれど、まだ子供は誕生していない。

 どかの2つのカップルの卵もかえっていないから、この家では、まあそれは特別なことではないが、昨秋からピヨやフユが卵を産んでいるのに、モカは、まだこのフユに卵を産んでいない。文鳥によって産卵の時期は少し違うようだけど、モカは丸々太っていて、ときどきミーに怒っているから、産卵には、あまり感心がないのかもしれない。

 ミーといえば、幼いころスーとランと3兄弟で一緒の鳥かごにいたとき、よくランに怒られていた。あのときからランのことが好きだったようだけど、どうも女の子の気持ちに鈍感で逆撫でするようなところがあるらしい。だからモカもときどき怒っているのかもしれない。とはいえモカは内弁慶で鳥かごから出ると、ミーと一緒にいることが多い。そして年齢の近いフユとも仲良しのようだ。

 1月30日はシナモン文鳥のパピの命日でもある。11年前にパピが1歳でこの家にもらわれてきて、初めてヒナの誕生を見た。それが白文鳥のマイだった。父子とも長生きして9年も生きた。そして、あのころ戯れていたチーも11歳5か月を過ぎた。東日本大震災を体験したものは、もうチーだけになった。水浴びもできず、絶えず揺れの襲ってくるあの時を不安な思いで過ごした彼らだったが、もうフーもピポも遠くなってしまった。そういえば、あの震災の翌年の1月30日にトビとユウ姉妹が生まれていたが彼女たちももういない。

  写真はミーと一緒にいる3歳になったモカ

   


2021年1月15日金曜日

(2)メグも8歳


1月15日は白文鳥のメグちゃんの誕生日。8歳になった。人間でいえば80歳くらいだろうか。メグは昨年5月に若い妻のランを亡くして、しばらく寂しそうだったものの、これまで怪我や病気もなく、年取ったとはいえ、元気に過ごしている。鳥かごから出ると、ほかのオス文鳥たちにちょっかいをかけられたくないようで、比較的安全な場所として、鳥かごを順番に掃除している夫の頭上に乗っている。夫は少し迷惑そうだけれど、フユが乗るよりはずっといいらしい。

 10月末にこの家にきたばかりのシナモン文鳥のフユは、11歳4か月のチーの飲み残したリンゴジュースが気に入ってしまい、勝手に飲んでは夫の頭に止まり、そのままオシッコとして出してしまう。ときには薄くなっている髪の毛を嘴で引っ張ったりもする。それくらいなら、おとなしく乗っているメグが頭上を占拠してくれたほうばいいと思うのは当然だろう。

 写真は8歳になったメグ                                                                

 

2021年1月5日火曜日

(1) 新春

 


明けましておめでとうございます。

 8羽の文鳥たちと、また新しい年を迎えることができました。今年もよろしくお願いします。

年頭にあたり、今年も8羽の文鳥たちを年長順に紹介します。

 

1、    チー・・・11歳4か月、オス、シナモン文鳥

2、    メグ・・・7歳11か月、オス、白文鳥

3、    クリ・・・6歳10か月、オス、クリーム文鳥

4、    スー・・・5歳8か月、オス、白文鳥

5、    ミー・・・5歳8か月、オス、シナモン文鳥

6、    ピヨ・・・4歳2か月、メス、シルバー文鳥

7、    フユ・・・3歳1か月 メス シナモン文鳥

8、    モカ・・・2歳11か月、メス、クリーム文鳥

 

ペアになっているのは、クリとピヨ、スーとフユ、ミーとモカ、そしてチーとメグはそれぞれ1羽ずつ鳥かごに入っている。高齢者も多いですが、どうぞよろしく。

そして、きょうは昨年9歳で天国へ行ってしまった。ルミの命日。でもルミの父親のチーは、また新しい年を迎えることができ、長寿を祝うめでたいお正月となりました。

2020年12月29日火曜日

(27)さよなら2020年

 


 今年は酷い年だった。世界中で多くの人が苦しんで亡くなった。このパンデミックは本当はもっと早くに人類の叡智を結集すれば、かなり防げたのではないか。これほど多くの人々が亡くなることはなかったのではないか。そんな気がする。

 そう思うと悔やまれるが、これによって見えてきたものもある。最初にあぶりだされたのは、富の偏在による貧困の多さと、多くの国の政治指導者たちの無能ぶり。そして人間社会の脆弱さ。いまや「今だけ、金だけ、自分だけ」の社会は行き場を失って、少しずつだが、これまで片隅に追いやられていた本来的な価値に光が当たってきたように思う。「鬼滅の刃」が多くの共感を呼んでいることからみても、人々が大事にしたい思いが何なのかがわかる。人は誰かの奴隷であってはならない。

 文鳥の世界では、格差などほとんどない。新しい仲間がやってくると、何となく落ち着かなくなるけれど、それは新しい仲間への興味であって、おおむね歓迎しているのだと思う。

 この国では「自己責任」などという変な言葉が流行った。そういって、苦しんでいる人に手を差し伸べない社会を認めるかぎり人間社会は、最低でおぞましい社会になってしまう。これを機に「今だけ、金だけ、自分だけ」の社会と決別し、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を願って、8羽の文鳥たちとまた新しい年を迎えたいと思う。

 皆様も、どうぞ良いお年をお迎えください。

2020年12月13日日曜日

(26)12日はルミが生まれた日

 

10年前の12月12日、シナモン文鳥のルミがこの家で生まれた。いま生きていれば10歳になったわけだが、9歳の誕生日を過ぎて1か月もしないうちにこの世を去ってしまった。

この家のメス文鳥では最も長く生きたが、年明けそうそうに、夫だったマイの元に行ってしまったのだ。ルミはこの家で生まれて病気になったり怪我をしたこともないから、病院に行くなどして家から外に出たことはなかった。つまり生涯この家で過ごしたわけだ。運動神経の良い世話の焼けない子だった。

そして2月には8歳になったばかりの白文鳥のトビも姉のルミを追いかけるようにこの世を去った。2羽とも寿命だったから仕方ないと思えたけれど、5歳余りでこの世を去ってしまったクリーム文鳥のランは可哀そうだったと思う。

 つまり今年は3羽のメス文鳥が天国へ行ってしまったのである。

 5年前にも似たようなことがあった。やはりメスばかり、フー、ナナ、チビが亡くなり、ピポが行方不明になった。メスはオスに比べて短命なのかもしれない。何しろ、卵を産むことを考えただけでも大変なのだから、そうなるのも不思議ではない。

 それでも10月にはシナモン文鳥のフユが来て、スーと一緒になったので、文鳥たちの活気も戻ってきた。こうして世代交代とともに月日が流れていく。

 写真は1年前、9歳のルミ

   


2020年12月3日木曜日

(25)あれから5年


 12月1日は、3羽のヒナを産み育てながら1歳9か月という短い生涯を閉じてしまった桜文鳥のチビの命日だった。あれから5年になるが、チビの残した女の子、クリーム文鳥のランも今年、亡くなってしまった。男の子のスーとミーは元気だけれど、ランは事故が元で死んでしまったから、チビに申し訳ないような気がする。

 寂しくなったあやさんちだったが、そこにスーのフィアンセとしてシナモン文鳥のフユが来たので、最近は、また活気が出てきた。

 フユはオテンバで人懐こくて好奇心が強い。メス同士はほとんど喧嘩はしないで、仲良くえさを食べたりしているが、フユは先日、年齢の近いモカを連れて、あやさんの部屋にきた。フユはもちろんだが、モカがこの部屋に入ってくるのは初めてだ。

 モカがフユに連れられてきたのだろうが、入ってきたのはよかったものの、さて、ドアのある入り口からはなかなか出ていけない。2羽はしばらく仲良く並んで高い場所に止まっていた。フユは手を出すと乗ってくるものの、すぐに逃げてしまって、部屋の中をぐるぐる回って額の上など高い所に止まる。モカは、もう逃げまくって部屋の隅に落ちてしまう。そして、どちらもなかなか居間にもどれない。フユは身軽だけれどモカは丸々していて動きがにぶい。。

 どの文鳥も一度はあやさんの部屋に紛れ込んでスムーズに出られない経験をしているが、メグにはそんな経験がないような気がする。メグは威張っているけど、けっこう用心深く、臆病なところがある。一口に文鳥といっても、それぞれ違った性格があって面白い。