2021年3月24日水曜日

(7)チーちゃん大往生

 

 春分の日にチーちゃんが11歳7か月の生涯を終えた。文鳥の寿命は7~8年といわれているから、まさに大往生である。この家で長生きしたマイもパピもルミも9歳少しで、10歳にも届かなかった。

 このように長生きしたチーがお彼岸の日に昇天したというのも何か意味があるようにも思えるが、とにかく彼はこの日に、静かに長い眠りについた。

 朝、ほかの鳥かごの新聞紙を換え、えさや水も変え終わったので、いよいよチーにえさを食べさせようとを鳥かごから抱き上げた。いつもなら自分で食事をしたあと、ツボ巣の下にもぐっているのに、このときチーはツボ巣と離れた場所で寝ていた。これまでは日に3回鳥かごから出してリンゴジュースとえさを与えてから手の中でしばらく眠らせていた。おそらくそれがチーの日々の楽しみになっていたはず。

チーがツボ巣の下にはもぐっていなかったので、すぶに手に取ったが力なく抱かれた。ぐったりしている様子で、

「もしや?」と思い永らリンゴジュースを指に付けてなめさせる。ちゃんといつものようになめた。それからえさを口元につけたけれど、チーはそのまま眠ってしまった。

 本当に静かに命が燃え尽きるという感じで、やがてチーはそのまま動かなくなった。あやさんは長い間チーを抱いていたが、何の匂いもしなかった。チーの体はもう限界だったようだ。

 チーはきのう庭の端に埋葬された。いまごろはピポやフー、パピ、マイ、ルミなどに無事に迎えられていることだろう。

 そしてまた、あやさんちは寂しくなった。

 

2021年3月13日土曜日

(6)春めいてきた

 


 3月中旬ともなると気分も明るくなるころだが、今年はコロナの感染が重く心にのしかかっている。そのうえ3月11日には東日本大震災から10年になることもあって当時の記憶が呼び起こされる機会が多い。津波にしろ原発事故にしろ未曽有の災害で、特に原発事故は、この先何年かかっても収集がつかない災害となった。それなのに、溶け落ちた燃料デブリを取り出そうなんて、まだやっている。だれもがそんなこと無理だとわかっているし、取り出したものをいったいどこへどうやって運ぶつもりなのか。もうどこへも動かせないことは多くの人が感じているところだ。この国は、それでも進む方向を変えられない。オリンピックの中止だってなかなかできない。わずかな人の金と名誉のために多くの国民が犠牲を強いられるだけでなく、地球を、人間の生活をこれほど破壊しているというのに、まだ原発を止めないという、おかしな政治が続いている。次にやってくるであろう大地震が心配だ。

 

 写真は最近の文鳥たち

  



2021年2月27日土曜日

(5)クリも7歳

 


 2月22日は7歳半で天国へ行ってしまったフー(白文鳥メス)の命日だった。賢くて優しい文鳥だった。かわいい目をしていて、チーがこの家にきたとき、一目惚れしたのもうなづける。そのチーはもう11歳6か月になる。相変わらず床で眠っていることがほとんどの生活だけど、頭はボケていないらしい。フーがいたころは、飛べなくなったフーを抱いて、あやさんが餌を食べさせていると、チーがフーをめがけて飛んできて、よくあやさんに追い払われていたものだが、いまはチーがそのフーの代わりに、いつもあやさんの手に抱かれている。以前はチーがうらやましがっていた場所である。だからチーはずっとこのポジションを失いたくないのだろうか。とても長生きしている。首も曲がってしまって歩くのもやっとだけれど、ボケていないのは、青菜の代わりになめているリンゴジュースのお陰かもしれない。リンゴジュースが好きなのは、チーとフユだけ。

 そして、クリーム文鳥のクリも今月末、28日で7歳になる。クリはトビとユウ姉妹のツボ巣で生まれた。多分、トビの産んだ卵がかえったのだと思う。このとき3羽のヒナがかえったが、おそらく父親はメグだ。一緒に生まれたチビとクリの間に生まれたのが、ラン、スー、ミーで、ランは去年5歳で亡くなってしまった。その後に3歳になるフユがスーのところにきたけれど、まだ新しい命の誕生は見られない。

 

2021年2月14日日曜日

(4)文鳥たちもびっくり

 

きょうは2月14日、だいぶ春めいてきた。もうじき東日本大震災から10年になる。そう思っていたところだったが、昨夜、突然自信を知らせる携帯の警報音が鳴った。少しすると突然、大揺れが襲ってきて、部屋の壁につかまるはめになった。揺れはけっこう大きくて長かったので、文鳥たちもガサガサと騒ぎ出した。鳴き声を上げたのはクリだったかもしれない。夫が電気を点けて「大丈夫だよ」といったら、文鳥たちは静かになった。

 いまこの家にいる文鳥の中で、こんな大揺れを経験したことがあるのは最年長ののチーだけだ。ほかの子たちにとっては初めてのことで、恐ろしさに慌てふためくのも当然だろう。人間だって恐ろしいのだから。

 テレビをつけると震源地は福島県沖で福島の震度は6強ということだった。震源が深いので津波の危険はないとわかり、少し安心した。今朝になりマグニチュードは7.3でこのあたりの震度は4くらいとわかったが、昨夜は静岡県をも含む広い範囲で停電したところも多かったようだ。一番気にかかるのは原発のことで、あのタンクに貯蔵してある汚染水が漏れ出なかっただろうかと心配したが、政府の発表では異常なしとのことだった。けが人は出たものの死亡がなかったようなので、やはり津波と原発さえなければ、東日本大震災のようなことにはならずにすむのだと思った。

朝、文鳥たちの鳥かごを覆っている布を外したとき、ピヨもフユもそれぞれのツボ巣で卵を温めていた。ピヨは6つ、フユは10個くらい、かえりそうもない卵だけれど、しっかり守っているようだった。モカは相変わらず、まだ抱える卵はなく、ミーと同じスカイカフェに乗っていた。そしてメグは老人だから、やっぱり安全そうなツボ巣に入っていた。チーはいつもどおりツボ巣の下にもぐって寝ていた。

 福島近辺では土砂崩れなどもあり、まだ余震が続いているようだけど、この辺りは、きのうと同じ日常になっている。文鳥たちも、昨夜のことは忘れたように元気に過ごしている。

 昨夜の地震は10年前の東日本大地震の余震だそうだが、今回の地震の余震もまだあるかもしれないという。もう、地震はこりごりだ。、

2021年1月30日土曜日

(3)モカちゃん3歳

 


クリーム文鳥のモカが30日で3歳になる。シナモン文鳥のミーの相手としてこの家にきたのは生後2か月を過ぎて間もないころだったから、まだメスかどうか確かではなかった。それでも文鳥同士ではわかるようで、ミーがすぐに興味を示して無事に夫婦になれた。そしてモカは卵を産み、今に至っているけれど、まだ子供は誕生していない。

 どかの2つのカップルの卵もかえっていないから、この家では、まあそれは特別なことではないが、昨秋からピヨやフユが卵を産んでいるのに、モカは、まだこのフユに卵を産んでいない。文鳥によって産卵の時期は少し違うようだけど、モカは丸々太っていて、ときどきミーに怒っているから、産卵には、あまり感心がないのかもしれない。

 ミーといえば、幼いころスーとランと3兄弟で一緒の鳥かごにいたとき、よくランに怒られていた。あのときからランのことが好きだったようだけど、どうも女の子の気持ちに鈍感で逆撫でするようなところがあるらしい。だからモカもときどき怒っているのかもしれない。とはいえモカは内弁慶で鳥かごから出ると、ミーと一緒にいることが多い。そして年齢の近いフユとも仲良しのようだ。

 1月30日はシナモン文鳥のパピの命日でもある。11年前にパピが1歳でこの家にもらわれてきて、初めてヒナの誕生を見た。それが白文鳥のマイだった。父子とも長生きして9年も生きた。そして、あのころ戯れていたチーも11歳5か月を過ぎた。東日本大震災を体験したものは、もうチーだけになった。水浴びもできず、絶えず揺れの襲ってくるあの時を不安な思いで過ごした彼らだったが、もうフーもピポも遠くなってしまった。そういえば、あの震災の翌年の1月30日にトビとユウ姉妹が生まれていたが彼女たちももういない。

  写真はミーと一緒にいる3歳になったモカ

   


2021年1月15日金曜日

(2)メグも8歳


1月15日は白文鳥のメグちゃんの誕生日。8歳になった。人間でいえば80歳くらいだろうか。メグは昨年5月に若い妻のランを亡くして、しばらく寂しそうだったものの、これまで怪我や病気もなく、年取ったとはいえ、元気に過ごしている。鳥かごから出ると、ほかのオス文鳥たちにちょっかいをかけられたくないようで、比較的安全な場所として、鳥かごを順番に掃除している夫の頭上に乗っている。夫は少し迷惑そうだけれど、フユが乗るよりはずっといいらしい。

 10月末にこの家にきたばかりのシナモン文鳥のフユは、11歳4か月のチーの飲み残したリンゴジュースが気に入ってしまい、勝手に飲んでは夫の頭に止まり、そのままオシッコとして出してしまう。ときには薄くなっている髪の毛を嘴で引っ張ったりもする。それくらいなら、おとなしく乗っているメグが頭上を占拠してくれたほうばいいと思うのは当然だろう。

 写真は8歳になったメグ                                                                

 

2021年1月5日火曜日

(1) 新春

 


明けましておめでとうございます。

 8羽の文鳥たちと、また新しい年を迎えることができました。今年もよろしくお願いします。

年頭にあたり、今年も8羽の文鳥たちを年長順に紹介します。

 

1、    チー・・・11歳4か月、オス、シナモン文鳥

2、    メグ・・・7歳11か月、オス、白文鳥

3、    クリ・・・6歳10か月、オス、クリーム文鳥

4、    スー・・・5歳8か月、オス、白文鳥

5、    ミー・・・5歳8か月、オス、シナモン文鳥

6、    ピヨ・・・4歳2か月、メス、シルバー文鳥

7、    フユ・・・3歳1か月 メス シナモン文鳥

8、    モカ・・・2歳11か月、メス、クリーム文鳥

 

ペアになっているのは、クリとピヨ、スーとフユ、ミーとモカ、そしてチーとメグはそれぞれ1羽ずつ鳥かごに入っている。高齢者も多いですが、どうぞよろしく。

そして、きょうは昨年9歳で天国へ行ってしまった。ルミの命日。でもルミの父親のチーは、また新しい年を迎えることができ、長寿を祝うめでたいお正月となりました。