2020年11月21日土曜日

24)フユのその後

 シナモン文鳥のフユちゃんがこの家にきて3週間になる。元気で人懐こい感じはピポを思わせる。鳥かごの位置もちょうど同じだ。ピポと、いまもこの家にいるシナモン文鳥のチーが一緒にそこにいた。もうすぐ11歳3か月になるチーは、このまま新しい年を迎えられるかもしれない。

 ところでフユはスーとすっかり仲良くなり卵を産んだ。1週間前頃から産み出して、いま6つの卵を温めている。卵といえば隣の鳥かごのピヨもまた卵を温めているけど、まだ孵ったようすはない。

 ピヨとフユはけっこう仲良しで、鳥かごから出たとき一緒にえさを食べていたりする。オス同士はなかなかそうわいかないが、こんな光景を見ると、昔、フーとピポが仲良く遊んでいたことを思い出す。もうあれから11年になる。ピポがいなくなったのは2015年の11月14日だった。生きていれば11歳4か月ということになるけど、もう天国に行っているだろう。

 


2020年11月8日日曜日

(23)フユちゃんがきた  

10月31日、ハロウィンの日にフユちゃんが夫に連れられて、この家にやってきた。シナモン文鳥のフユちゃんは11月18日が誕生日で、もうすぐ3歳になる女の子だという。5歳半のオス文鳥スーちゃんの相手には、ちょうどよさそうだ。

 果たしてお互い気に入るかどうか、それが問題だ。

けれどもスーは関心を示して、鳥かごから出ると、すぐにフユの入っている鳥かごのそばに飛んで行った。といっても鳥かごに乗ったわけではなく、近くのイーゼルなどに止まって、高い位置から見下ろした。そして、いい声で、さえずった。 フユちゃんも安心したように鳴いて、この日は終わった。翌日、スーはフユの鳥かごに行って、ツボ巣に入ったが、フユに追い出された。あまりずうずうしいと、嫌われる。

そして、次の日、フユも鳥かごから出してみると、勢いよく飛んだが、まだどこに止まっていいのかわからない。スーが心配そうに声をかけていた。この日、フユとスーはフユの鳥かごに入って、そのまま一晩を過ごした。

 ここに来てから3日目には、スーと一緒に夫の手に乗って、スーの鳥かごに入り、そこがフユの居場所になった。

フユは小ぶりで元気な鳴き声のメス文鳥。人懐こいスーと、もうすっかり仲良くなったようだ。一安心。

写真はスーとフユ