2022年11月26日土曜日

(23) 文鳥さんはツボ巣

 

 さすがに寒い日が多くなってきた。うすぐらい寒い日は文鳥たちもツボ巣に入っていたりする。鳥かごには暖房を入れているが、それでもツボ巣に入っているほうが暖かいし年寄りには楽なのだろう。ミーと目の悪いモカはほとんど鳥かごから出ないで、一緒にツボ巣にいることが多い。モカの目は良くなっていないらしい。鳥かご内の移動は、ときには嘴で止まるところを確かめている。とはいえ一応、元気そうだ。。

 最近ではクリとピヨも一緒にツボ巣にいたりする。ピヨも元気だが、あいかわらず高くは飛べない。せいぜい鳥かごの上を移動して飛ぶくらいで、最年長のメグと行動範囲があまり変わらない。鳥かごから出ても、クリと一緒に鳥かごの上に止まっていることが多い。

 スーとフユのところはそろって元気で、フユはいま卵を五つくらい抱えて温めている。そんなツボ巣の中のフユをスーはスカイカフェの上から見守っている。もうスーは7歳7か月になるおじいさんだから、ヒナがかえるという期待もうすいけれど、フユが元気なことはいいことだ。。

 ただちょっと心配なのは、フユの卵がかえらなかったとき。フユが怒ってスーを追いかけたりしないといいのだけれど・・・・・

2022年11月10日木曜日

(22) 給水停止処分

 

 11月にはフユが5歳になる。そしてピポがいなくなった11月14日ももうすぐやってくる。あれから何年たったのだろうか。ピポはまだ6歳4か月だった。ずいぶん捜しまわったけれど見つからなかった。ピポの夫のチーは妻の帰りを待って11歳7か月も生きたが、寂しく死んでいった。ピポがいなくなってからもう7年くらい経つ。たしかパリで痛ましい同時多発テロが起きた日だった。

 今家にいる文鳥は7羽。オスたちはみんなピポの子孫。ピポがこの家にもたらしてくれたものは多かった。賢いお茶目なメス文鳥だった。そしてオテンバで水浴びも好きだった。

 水浴びで思い出したが、先日、近くの息子の家の水が突然、出なくなった。孫が学校から帰宅して水がでないといって騒いでいた。どの蛇口からもでない。ひとまずあやさんちの水道で用事をすませたが、急なことでびっくりする。孫に水道メーターボックスのフタを開けさせるとメーターの上に赤い貼り紙があった。剥がしてみると「給水停止処分」とある。そして裏側には「この水道は料金が未払いになっているため千葉県給水事業条例第15条第1項により給水の停止をおこないました」と書いてあった。連絡先は市川水道センターとあり電話番号があったので、孫が父親に転落して父親が水道局に電話をすると2時間後に係員が開栓にくるということだった。結局1時間後に女の子が来て開栓していったのだが、こんなふうに権威をふりかざすようにして大事な水をとめてしまっていいのかと不信感が高まった。料金は引き落としができなかったという連絡のあと期限までに支払ったという。ただその時に支払った旨を電話連絡しなかったから間に合わずに止めたのだという。ずいぶん威張った水道局だ。たった1回の料金滞納(遅延とうのが正しい)で簡単に生活水をとめてしまうというその権威的な市民生活を全く考えないやりかたに憤慨する。昔は水道だけは支払いがなくても3か月はまったものだ。水は水道局のものじゃない。お金が払えない人は水が止められても黙って我慢しろとでもいわんばかりの仕打ちに思える。これではすべてが金と思ってしまう人が出てきても父子日はない。考えさせられる出来事だった。