2024年2月25日日曜日

(4) 春が来たと思ったら

 

きょうは雨模様の曇り空で寒い。気象情報によると最高気温が5度だそうだ。数日前はポカポカ陽気で早くも春になったと思い、そのちょっと前には最高気温が20度を超えた日もあった。寒暖差が15度以上というのだから体調が崩れるのも自然なことかもしれない。年のせいか運動不足のせいか膝を中心に足が痛む。

 そして文鳥のことを考える。彼らも年寄りだから、足が痛くなったりしないだろうかなどと。立っていることが多い文鳥たち。11歳を超えたメグなどはかなり前から鳥かごの下に下りて隅っこにしゃがんでいた李する。ツボ巣に入っていることも少なくない。やはり足が痛くなったりするのだろうかなどと、急に心配しだす。9歳2か月で亡くなった白文鳥のマイも11歳7か月で亡くなったシナモン文鳥のチーも最後は足を引きずって床を移動していた。どちらも飛べなくなってからのことだったけれど、あのとき彼らの足は痛くなかったのだろうか。そんなことを思う今日この頃。

 そういえば拍文鳥のフーも晩年は飛び上がれなくなっていた。満身創痍で7歳半まで頑張った。そのフーの命日が2月22日だった。ついこの間のように思えるが、フーが亡くなってから9年も経った。あやさんも年を取るはずだ。

とにかく、いまいる文鳥たちはみんな元気そうにしているから、心配することもないだろう。まず、あやさんは運動不足の解消から始めなければ。

2024年2月10日土曜日

(3) ピヨちゃん、大丈夫?

 

おとといのことだった。夕方、居間に行くとソファーの前のカーペットの上で動くものがあった。よく見ると灰色の体をしているピヨだった。ピヨの鳥かごを見ると入り口の扉が開いている。夫が出かける前に閉め忘れたのだろうか。夫が出かけてからもう3時間にもなる。すぐに鳥かごから出たとしたら3時間も何も食べていないことになる。ピヨは鳥かごまで飛び上がれないからこんなことになってしまう。捕まえようとしたら逃げたものの飛べないので間もなく捕まえると手の中でおとなしくなった。急いで鳥かご内に入れたが止まり木まで跳び上がれない。下にえさと水を用意してしばらく様子をみた。このまま床での生活になりかねないと心配していると、上部に上がっていたのでホッとした。ピヨはもうすぐ7歳4か月になるシルバー文鳥でメスにしては体が大きいがこの家に来た時から飛び方がうまくないほうだった。パピもそうだったけれど、幼いうちに飛び回っていないと器用には飛べないのかもしれない。

 いずれにしても、ピヨは元通りになったようでよかった。それでも夫は念のため鳥かごの中にもう1本幅を付けた止まり木を入れることにした。重要なのは鳥かご内を自由に動き回れることである。

 鳥かごから出て飛べるようになったクリーム文鳥のモカは、あれから何度か失敗して鳥かご近くでUターンをしていたけれど、鳥かごの外側につかまって自軍で中に入れるようになった。目が良くなったから自信もついてきたのだろう。

 いろいろ心配事はあるけれど、みんな年寄りの割には元気そうな声で鳴き、明るい春を待っている。