2022年12月27日火曜日

(25) 寅年も終わる

 

2022年も残りわずかになった。今年のはじめに7羽だった文鳥は、そのまま無事に年を越せそうだ。少しの怪我はあったけれど、一応みんな元気で年末を迎えられたことは、うれしい。そして、多分ヒナの誕生は望めないと思うけど、3組のカップルともツボ巣に卵を抱えている。メグも元気だし。よい状態で新しい年を迎えられそうだ。

 もうピヨとモカは産まないのかと思っていたので、また元気になってきたのだろう。ピヨはまだ元のようには飛べないし、モカの目も治っていないようだけれど、ちゃんと卵を産んだので、ホッとしている。モカの夫のミーが動きが少し悪くなっているようで、パーキンソンかもしれないと、ちょっと心配なこともないわけではないが、世界をみれば、そんなことはたいしたことではない。

 今年、世界は戦争とパンデミックに襲われて、多くの命が失われた。それを考えれば、あやさんちの文鳥たちは平和な日々を過ごすことができた。来年にはオス文鳥がそれぞれ10歳、9歳、8歳になる。老文鳥たちのためにも、おだやかな気持で、静かな新年を迎えたい。

 ことしもお世話になりました。皆様どうぞ、 よいお年をお迎えください。

 

2022年12月11日日曜日

(24) 文鳥の心

 

12月12日はルミの誕生日。9歳以上生きたシナモン文鳥のメスだった。この家のメスでは一番長生きで、ケガや病気など心配するようなことは、ほとんどなかった。夫のマイとの間にヒナは生まれなかったけれど、マイはやさしい白文鳥で、2羽は仲の良いペアだった。長生きをするには元々の体質もあるだろうけど、なんといっても心の平安が大切なような気がする。優しい夫を持つことはメス文鳥にとっては大事なことのように思う。この家では意地悪な文鳥はいないが、自分勝手な者はいる。特にオス文鳥は威張る傾向にあり、彼らが優しくなるのは少し年齢がいってからというのが多い。

 文鳥たちを見ていると、いま騒がれているカルト信者たちの家庭崩壊のさまが、いろいろなことを考えさせる。なぜ人間は、これほどまでにとんでもないことを信じ、そのために家族にまで大きな苦しみを与えて生きて行けるのか、不思議でならない。文鳥には恐らくマインドコントロールなどというものはないのだろう。人間の脳は進化しすぎて、かえってもろくなってしまったのかもしれないと思ったりもする。

2022年11月26日土曜日

(23) 文鳥さんはツボ巣

 

 さすがに寒い日が多くなってきた。うすぐらい寒い日は文鳥たちもツボ巣に入っていたりする。鳥かごには暖房を入れているが、それでもツボ巣に入っているほうが暖かいし年寄りには楽なのだろう。ミーと目の悪いモカはほとんど鳥かごから出ないで、一緒にツボ巣にいることが多い。モカの目は良くなっていないらしい。鳥かご内の移動は、ときには嘴で止まるところを確かめている。とはいえ一応、元気そうだ。。

 最近ではクリとピヨも一緒にツボ巣にいたりする。ピヨも元気だが、あいかわらず高くは飛べない。せいぜい鳥かごの上を移動して飛ぶくらいで、最年長のメグと行動範囲があまり変わらない。鳥かごから出ても、クリと一緒に鳥かごの上に止まっていることが多い。

 スーとフユのところはそろって元気で、フユはいま卵を五つくらい抱えて温めている。そんなツボ巣の中のフユをスーはスカイカフェの上から見守っている。もうスーは7歳7か月になるおじいさんだから、ヒナがかえるという期待もうすいけれど、フユが元気なことはいいことだ。。

 ただちょっと心配なのは、フユの卵がかえらなかったとき。フユが怒ってスーを追いかけたりしないといいのだけれど・・・・・

2022年11月10日木曜日

(22) 給水停止処分

 

 11月にはフユが5歳になる。そしてピポがいなくなった11月14日ももうすぐやってくる。あれから何年たったのだろうか。ピポはまだ6歳4か月だった。ずいぶん捜しまわったけれど見つからなかった。ピポの夫のチーは妻の帰りを待って11歳7か月も生きたが、寂しく死んでいった。ピポがいなくなってからもう7年くらい経つ。たしかパリで痛ましい同時多発テロが起きた日だった。

 今家にいる文鳥は7羽。オスたちはみんなピポの子孫。ピポがこの家にもたらしてくれたものは多かった。賢いお茶目なメス文鳥だった。そしてオテンバで水浴びも好きだった。

 水浴びで思い出したが、先日、近くの息子の家の水が突然、出なくなった。孫が学校から帰宅して水がでないといって騒いでいた。どの蛇口からもでない。ひとまずあやさんちの水道で用事をすませたが、急なことでびっくりする。孫に水道メーターボックスのフタを開けさせるとメーターの上に赤い貼り紙があった。剥がしてみると「給水停止処分」とある。そして裏側には「この水道は料金が未払いになっているため千葉県給水事業条例第15条第1項により給水の停止をおこないました」と書いてあった。連絡先は市川水道センターとあり電話番号があったので、孫が父親に転落して父親が水道局に電話をすると2時間後に係員が開栓にくるということだった。結局1時間後に女の子が来て開栓していったのだが、こんなふうに権威をふりかざすようにして大事な水をとめてしまっていいのかと不信感が高まった。料金は引き落としができなかったという連絡のあと期限までに支払ったという。ただその時に支払った旨を電話連絡しなかったから間に合わずに止めたのだという。ずいぶん威張った水道局だ。たった1回の料金滞納(遅延とうのが正しい)で簡単に生活水をとめてしまうというその権威的な市民生活を全く考えないやりかたに憤慨する。昔は水道だけは支払いがなくても3か月はまったものだ。水は水道局のものじゃない。お金が払えない人は水が止められても黙って我慢しろとでもいわんばかりの仕打ちに思える。これではすべてが金と思ってしまう人が出てきても父子日はない。考えさせられる出来事だった。

2022年10月26日水曜日

(21) 秋晴れの日

 

 久しぶりの秋晴れの日。この季節、さすがに朝晩は冷え込んできた。文鳥たちの鳥かごにも暖房がちゃんと取り付けられている。パネルのものと電球タイプのどちらも取り付けられたが、いまのところパネルの方だけ利用されている。メグなどは、朝に覆いの布を外したら、床の真ん中の温かいところに腹ばいになって眠っていたりする。夜中に鳥かご内の床に落ちて、そのまま温かいところで眠ったのだろう。

 メグをはじめ、この家のオス文鳥たちはみんな年寄りになっている。メグは9歳9か月だけれど、メグの子供のクリは8歳8か月、その子供のスーとミーは7歳半になり、おじいさんたちばかり。

 年のせいか妻のモカの具合を心配しているからなのか、ミーは元気がない。夫が鳥かごを掃除するときもミーは鳥かご内に留まってモカと一緒にいる。モカの目が悪いのが心配で急に老けてしまったのかもしれない。文鳥はなかなかナイーブなようなのだ。けれどもモカは目が悪いことを除けば元気そうだ。先日、鳥かごから飛び出してしまったモカを夫が捕まえて、

「どこかにぶつかると危ないから捕まえていて」といって、あやさんに渡した。あやさんが手の中に閉じ込めてヒーリングをすると、モカは何とか手から出ようとして噛んだり暴れたりする。それでもさすがに甘噛み程度で痛くはなかった。そのときモカは、ずっと暴れていたから相当元気だと思う。

 鳥かごからほとんど出なくなったのはミーとモカのほかにピヨがいる。こちらはあまり飛べないままだ。でも一応、元気そうだから。大ジョグだろう。

 メス文鳥はまだ若いほうなのに、今のところ元気で飛び回っているのはフユだけだ。これまでこんな状態が続いたことがあっただろうか。

2022年10月10日月曜日

(20) 10月の雨

 

10月になり雨天の日が多くなっている。そのせいもあって急に寒くなった。きょう10月10日は体育の日。この3連休に運動会を予定した学校なども多いだろうけれど、良い天気に恵まれる年は少ないような気がする。台風や秋の長雨に邪魔されがちだ。最近は秋晴れの日が少なくなり、いきなり夏からフユになる。だから春と秋の服の出番も少ない。

 文鳥たちは、もう冬毛になったのだろうか。寒い朝は

そろそろ暖房が必要になってきた。一番年上のメグの鳥かごの床には、昼間も暖房を入れ始めた。鳥かごごとの暖房は、いまのところメグだけだけど、数日中には全部の鳥かごに床暖房を取り付けると夫がいっている。

 特に心配なのが、ピヨとモカで、この2羽の状態はそのままで、良くなっていない様子。ピヨはまもなく6歳の誕生日を迎えるが、いまだに飛べるようになっていない。モカは目が悪いため、飛ぶと危ないので鳥かご内にいることが多い。2羽とも鳥かご内では普通に過ごせているようだから、このまま快復を祈るしかないだろう。昔、実家で飼っていたダルマ文鳥のタマちゃんは放鳥されずにずっと鳥かご内にいたけれど32年半も生きたから、むしろ鳥かご内にいる方が安全で長生きできるかもしれない。とはいえこのままでは可哀そうだから、また元気に飛べるようになって欲しいと願う。

2022年9月26日月曜日

(19) モカちゃんも飛べない?

 

 もうすぐ4歳8か月になるクリーム文鳥のモカの様子がおかしい。ピヨに続いてあまり飛べなくなったのだ。ピヨは羽の筋肉か何かを痛めていて、元気なもののまだ治っていない状態なのだろうが、同じ高さの場所の移動は問題ないから、そのうちにまた高い位置にも飛び上がれるようになるのではないかと思われる。そしてモカの飛び方も何か変な様子。モカはピヨの場合と違って高い所に上がれるのだけれど、ひとりでは難しいようで、夫のミーに着いて行っている。そしてミーが別の場所に行ってしまうと心細いのか、さかんにミーを呼んでいる。どうも目が見えにくいようなのだ。夫の話では少し前に鳥かご内で頭をぶつけていたらしいから、そのせいで見えにくくなってしまったのか、それともすでに見えにくくなっていて、そんなことになったのか、わからないが、目が悪くなっているのは間違いなさそうだ。

 原因はわからない。ただ、文鳥の目は黒い目の方が丈夫なようだ。モカの目は赤い。ミーの目も赤いが、こういう目は黒い目に比べて弱いと聞いている。

 とはいえ、モカはまだ5歳にもなっていない。目が悪くなる年でもないだろう。やはり、頭をぶつけたことが原因なのだろうか。とくに高い場所から降りるのが怖いようだ。夫が暗くしてから台に乗ってモカを捕まえ鳥かごにもどしていた。少し心配だけれど、このまま。しばらく様子をみることにする。

2022年9月10日土曜日

(18) ピヨちゃん、大丈夫?

 

 5歳10か月になるシルバー文鳥のピヨが高く飛べなくなっている。1週間前の放鳥時に怪我をしたらしい。その日の夕方、夫が何かに鳥がぶつかる音がしてピヨの姿が消えてしまったといい、騒ぎになった。部屋の隅に置いてあるイーゼルの下あたりに落ちたようだということになり、ふたりで探しまわった。床に置いてあるツボ巣やガラクタをそっと片付けてピヨの姿を探すけれど見つからない。名前を呼んでも、こんなとき文鳥は声をださない。猫や犬と違って、静かにしているのが安全だと思っているのだろう。

部屋の鳥かごの下など他の場所にも棒を入れたりのぞいたりして探すが、いくら探してもみつからないのであきらめて夫は鳥かごの清掃作業を続けることになった。

 気絶していたとしても、気が付けばお腹が空いて出てくるだろうというわけだ。 そして、1時間後、夫の声がした。

「ピヨちゃん、こんなところにいたの。どうしたの?」

 ピヨが鳥かごが置いてあるテーブルの下に現れたのだ。その奥に置いてある荷物の陰にでもまぎれこんでいたらしい。そこからどうにか出てきたようだった。 見た目は怪我はなさそうだったが、えさを食べさせても飛べなかった。ぴょんと跳ねるものの飛べない。

「羽の筋肉か何かを痛めてしまったのだろう」

 夫がそういって、元気そうなので、しばらく様子を見ることにした。どこかの筋を巻き上げカーテンから出ようとしてひっかかって、痛めてしまったようだった。ピヨがもぐっていたと思われるカーテンにはピヨが破ったのか小さな穴が開いていた。

 それからピヨはあまり高く上がれなくなっている。とはいえ元気そうで、カーテンレールの上に上がろうと試みているようだから、そのうち元のように飛べるようになるだろう。それほど大事に至らなかったので安心した。

 ほかの文鳥たちも元気に過ごしている。きのうスーとフユのバードバスの水を換え、元通り鳥かごに付けたつもりだったが、突然「グググル」というメグの声がした。続いてスーとフユがピィピイチュンチュンと騒いだ。気が付くと、バードバスはメグの鳥かごについていて、彼らはその間違いをあやさんに教えたようだった。気づいて早速メグの鳥かごからスーたちの鳥かごに付け直すと、彼らは安心したように静かになった。彼らの言葉はわからないが、何かいいたいことがあるというくらいはわかるものだ。

2022年8月24日水曜日

(17) メグが高く飛んだ

 

 数日前のことだが、9歳7か月の白文鳥・メグが飛んで、巻き上げカーテンの上にある文鳥たちの止まる場所まで上がった。これほど高く自分で上がったのは何年振りのことだろう。もうすっかり飛べなくなっていたと思っていたのに、すごいじゃないか。メグ自身びっくりしていたかもしれない。床から直接飛び上がったようではないものの、鳥かごの上かソファーからだとしても高さ2メートル以上ある場所に飛んで行った。そこにはミーとモカがいて、メグは結局ミーに追い払われてソファーに降りることになってしまったようだが、メグちゃん、ホントにすごいじゃないの! まだまだ元気で行けそうだ。

 8月24日はこの家にいたピー、フー、チーの3羽の誕生日(といっても、この3羽は生まれてからもらわれてきたから正確な誕生日はわからない)。オスのピーは事故が元で2年足らすであの世に行ってしまったけれど、チーは11年7か月という長寿だった。フーは賢いメスで満身創痍ながら寿命は7年半だった。いまでも思い出すと、みんな可愛くてたまらない。それでもだんだん記憶が薄れて遠い存在になっていく。でも、それは仕方のないことなのかもしれない。

2022年8月12日金曜日

(16) カルトと日本人

 

7月初旬に元首相が参議院選挙の応援演説中に手製の拳銃によって暗殺されてから、この国では急にカルト教団の話題が沸騰し、政権との関係が表面に出てきた。1995年に起きた地下鉄サリン事件でオウム真理教が摘発されたときもこの国の公安警察の間抜けぶりに腹立たしかったが、こんかいの状況を見るとその後もカルトに対する対策ができていなかったことに呆れた。

 気が付けば、この国はかなりカルトに占拠されている。想像以上だった。自民党の出してきていた憲法草案のあの異常な内容がこのカルト教団の教えそのものだったとは。そして夫婦別姓やLGBT法案がなぜ通らないのかという疑問も一挙に解けた。カルトに支配された政府だったのだから当然そうなったのだ。恐ろしいことだ。さらに恐ろしいのはこのままではもっと多くの犠牲者がうまれ、何もなせない政治が多くの病死者や自殺者を産むだろうと予想されることだ。

 世の中にはたくさんの不安や恐怖が広がっている。けれども人類は知恵や経験によってそれらを乗り越えてきたはずだ。神様は魔法使いではない。そして恐怖を与えるものでもない。すべての人に心の平安を与えようとするのが宗教の在り方ではないのだろうか。

 この国には、もっと哲学的なちゃんとした教育が必要で、その教育はだれでも無償で受けられなくてはならないだろう。

2022年7月29日金曜日

(15) メグも元気

 

 白文鳥のメグ(オス)は9歳半を過ぎたが元気に過ごしている。ほとんど飛べなくなったものの鳥かごの中は上に上がりやすくしてあるので、いまのところ自由に動けている。また飛べなくなったとはいえ、高さ50センチくらいは何とか飛び上がれるし、歩くほうも問題ないようだから、年寄りとしては元気なほうだろう。メグは元々大食で今でもよく食べる。朝になって鳥かごに敷いてある新聞紙を取り換え、新聞紙の上に置いてあるえさの皿に新しいえさを足してやると、待っていたように下に降りて、すぐに食べだす。青菜も新しいのに換えると、これまたすぐに近くに行って食べだす。やはり元気でいるためにはよく食べることが大切なのだろう。

水浴びは鳥かご内に取り付けてあるスカイカフェの1つに入れてある水に入って羽をバタバタさせている。まだ自分で水浴びができるから世話がない。

 鳥かご内を夫が掃除をするときにはメグも放鳥されるけれど、ほかの文鳥のようにカーテンの上など高い所には飛んでいけないから、床を歩き回っている。ときにはソファーの下にもぐっておとなしくしているが、時々鳥かご内の止まり木などを拭いている夫の足元にヒョコヒョコと近づいて行くから、踏み潰しては大変と、夫によって予備の鳥かごに入れられてしまう。年寄りのせいか、それでもあまり文句はないようで、おとなしくそこにいる。メグはいまのところあまり手のかからない老鳥だ。ただ、あやさんが手を出してもあまり乗ってこない。多分、捕まえられるのが嫌なのだと思うけれど、自軍が鳥かごから出してもらえるとわかったときには、そうではない。何とか差し出された手に乗って、鳥かごから外に出ようとするから面白い。そんなメグでも、お腹が空くと素直に手に乗る。手の中にえさを入れて差し出せば鳥かごに戻すのは簡単だ。なんといってもメグは大食漢なのだから。

 そういえば、メグが独りで鳥かごにいたころ、「メグちゃん」と名前を呼べば、すぐに「ピィ!」と鳴いて応えた。あやさんの友人が同じように呼んでも知らん顔をしていた。面白いといって友人はあやさんの声をまねて呼んでみたがメグは相変わらず無視していた。いまのメグの声はあの時の若々しい声ではない。どちらかというと、唸り声に近い。老いると文鳥の声も変わることに気づいた。 やはり文鳥も人間と同じなのだ。

2022年7月12日火曜日

(14) 7月、暑い夏

 

七夕もいつのまにか過ぎてお盆になった。7月は3日がピポの生まれた日だった。生後1か月足らずでピポがこの家にもらわれてきたのは2009年のことでピーちゃんが2歳足らずで死んでしまったからだった。ひとり残されたフーがピーを探しまわったので、急いでピポをもらってきた。そしてフーがまるで母親のようにピポにいろいろ教えて2羽は仲良く過ごした。だからそれぞれが夫を持っても、ふたりの間は変わらなかった。

 つまり7月28日はピーの命日。あまりにも賢かったので、夫がピーの羽毛を「DNAをとっておくんだ」といって遺影の写真スタンドの中に入れてある。そして22日は9歳2か月で亡くなったフーの第一子マイの命日。果たしてみんなお盆にこの家に帰ってくるのだろうか。そんなことはわかりようもないけれど、きょう花を買ってきて仏壇に供えたので、我が家のご先祖様とともに迎えたいと思って偲んでいる。いま気が付いたが、そういえばピーもフーもピポもマイもみんな白文鳥だった。

2022年6月23日木曜日

(13) あれから12年

 

6月21日は夏至だった。この日が来ると桜文鳥の姉妹ナナとココのことを思い出す。。12年前の寅年には、あやさんちにたくさんのコウノトリが来た。まずパピとフーの間にこの家で初めてのヒナの誕生があった。それがマイで憲法記念日の5月3日に生まれた。それから間もなくして6月21日の夏至をはさんで3羽のヒナが誕生した。ナナ、ココ、ミミの3羽だった。ミミはもらわれて行き、ナナとココの姉妹がそのまま2羽でくらすようになった。

 そしてこの年の秋にはあやさんの孫が生まれ、12月12日にはピポとチーの間にも初めてのヒナが誕生した。それがルミで、翌年にはマイと一緒になったが、その前に東日本大震災があった。この大揺れの2011年にはヒナの誕生はなかった。年が明けるとピポとチーの間にトビとユウ、1年後にメグが生まれた。どちらも1月生まれで、ルミも12月で冬生まれだったけど、親のピポは7月生まれ、チーは8月生まれと夏に誕生しているから、親の生まれた季節にその子が生まれるわけでもないらしい。

 そのうち、いま家にいるのは白文長のメグだけで、オスは3羽ともメグの子孫。母親はメグの1歳上のやはり白文鳥のトビだった。オス文鳥は事故で亡くなってしまったピーを除いてみな長生きだったけれど、メスは卵を産むせいか、オスに比べると早くに死んでいる。オスはほとんど9歳以上生きられたけれど、メスで9歳を超したのはルミだけだった。

 いまいるメスのピヨ、フユ、モカ(4~5歳)はまだ卵を産んでいるものの、かえりそうもないから、もうあまり産んでほしくない。やはり体力が消耗するだろうから。

 コウノトリさんにもすっかり忘れられているようだし。

2022年6月14日火曜日

(12) 梅雨空の下で

 

 6月も半ばになって、今年は少し早い梅雨入りのようだ。文鳥たちの羽毛はきれいになってきたが、まだ、みんなおとなしい。老鳥が多いということもあってか静かに居眠りしている様子。窓からの光も弱い薄暗い日は人間だって眠いのだから無理もない

 そんなわけでスーとフユもおとなしい。近頃は仲良く過ごしているようだ。普段は静かな彼らだけれど、決まった時間になると鳴きだして騒がしくなるからおもしろい。朝は部屋のカーテンを開けると、その音で鳴き出すし、夜は眠る時刻が近くなると騒ぎ出す。朝は鳥かごの覆いの布を早くとって明るくしろとばかりに、夜はテレビの気象情報が始まる時刻で7時少し前なのだけれど、その時間にnhkの第一チャンネルにしろということか。とにかくそれが点いていないといけないのだ。それを聞いて彼らはその日の眠りにつく。彼らにとって決まったルーティンは大切なようだ。ちなみにこのnhkの気象情報のイントロの音楽が変わってしまって、彼らは少し戸惑いがちのようでもあるが、たまに以前のようなイントロが聞こえると、うれしそうに高々とさえずる。そして昼間は放鳥の時間を待っていて、その時間が近づくと、お出かけ前のシャワーなのかバードバスに入ってカラカラと音をたてる。準備万端で鳥かごから出るのを待っている。もしなかなか出してもらえないと鳴いて要求する。彼らにとって何事も予定通りに進むことが大事なようだ。

 近頃の水浴びというとみんな鳥かぼに取り付けてあるバードバスで浴びている。もうみんなバードバスで浴びられるようになったのである。ところがきょう、珍しいことがあった。スーが久しぶりにキッチンのシンクの蛇口にきて、手のひらの水浴びをしたのである。おそらく2年ぶりくらいだろう。


 


2022年5月27日金曜日

(11)文鳥たちも夏の準備

 

 文鳥たちは冬毛から夏毛に変わろうとしている。尾羽が短くなっていて、頭には羽軸がポツポツ立っている。あまり良い恰好とはいえない。これから新しい羽毛が生えてくるところだ。こんなときは、鳥かごから出たくないのか、先日こちらの都合で放鳥が夕方になってしまい鳥かごの扉を開けたら、なかなか出てこなかった。それでも一応、飛んで高い位置に止まったりはしたものの、間もなくすると素直に鳥かごに戻った。やはり羽が生えそろわないと具合がよくないのだろう。みんなさえずりはいつものようだけど、あまり暴れない。先月に左足の親指の爪が取れてしまったスーもフユと追いかけっこをしていない。爪が取れてしまって3日後には鳥かご内でバタバタしていたのでまたスーだけ別の鳥かごに移ったけれど、そのとき1度だけで、あとは鳥かご内で追いかけっこをしている様子はない。それが爪がなくなったせいなのか、それとも換羽のためなのかどういう理由かはわからないが、いいことだ。ちなみにスーの左足親指の爪は新しく生えてきた様子はない。もう7歳をすぎていることもあるから、このままなのかもしれない。まもなく換羽が終わると夏がくる。

2022年5月10日火曜日

(10) 連休明け

 

連休中の5月3日憲法記念日はこの家で最初に生まれた白文鳥のマイちゃんの誕生日だった。母親のフーが口移しにえさを食べさせる動画が残っていて、久しぶりにそれを見たら、当時のことが思い出されて、なつかしい。

 また10日はマイの1か月半後に生まれたココ(桜文鳥)の命日だった。みんなあの世で楽しくやっているだろうかなんて思うのは、あやさんも文鳥たちと一緒にだいぶ歳を取ったからだろう。もうフーの子孫はこの家にはいない。いまいるのはチーとピポのオスの子孫たち(4羽)とお嫁に来たメス3羽だけ。

でも思い起こせば、あやさんちの文鳥たちは、元はといえばフーのためにもらわれてきた。それというのも幼くしてフーと一緒にこの家に買われてきたピーちゃんが事故が元でだんだん弱って死んでしまったからだ。 そのときの悲しみはいまでも覚えている。ピーは特に賢くてさえずる歌は毎日かけていたCDの曲・アイネクライネだった。そして恐らく彼は自分が大人になったら、私たちのように人間になると思っていたはず。そんなピーがいなくなってしまったのだから、フーは家中を毎日捜しまわった。そして4日後にピポが来て、ようやくフーの関心が幼いピポへと移った。もしかしたらあのときフーはピーがピポに生まれ変わってやってきたくらいに感じていたのかもしれない。

そんなことを思い出す連休明けだけれど、ウクライナのことを思うと、また気が重い。

でも、きょうは大谷翔平が満塁ホームランを打つなど、うれしいできごとがあった。みんなを明るくしてくれる大谷くんは素晴らしい!

 

2022年4月27日水曜日

(9)鳥かご内に血が散って

 

 白文鳥のスー(オス・7歳)は、その日も鳥かご内でフユと追いかけっこをして暴れていた。バタンバタンという大きな音がしたので鳥かごをのぞいたが、菜さしが落ちた様子もなく止まり木もそのままだったので、あやさんはあまり気にしていなかった。また暴れるようだったらスーをいつものように別の鳥かごに移せばいいだろうくらいに考えていた。

 ところが昼頃になって夫が鳥かご内の掃除を始めると、大変なことになっていることが分かった。

「スカイカフェに血がついているぞ。あっ、こっちにも」と騒ぐ夫。

「スーとフユは、どうしているの?」と聞くと、おとなしくツボ巣と止まり木にいるという。赤い血がスカイカフェやえさ、止まり木にもついていて、どちらかが結構な出血をしたようだった。そして夫がいった。

「スーの足の爪だ。なくなっている」

 左足の親指の爪(後ろ側にある爪)がなくなってしまっていて血がついているという。暴れているときに、どこかに爪を引っかけたのだろう。かなり血が出たようなので心配になったが、すでに血は止まっているようだった。文鳥の身体は小さいから、少しの出血でも貧血になってしまう。スーの様子を見ると、すましている。痛いのかもしれない。大事をとって別の鳥かごに移した。そして、その日はそのまま独りで過ごし、翌朝を迎えた。

 朝にはフユも心配だったのか、スーを呼んで、2羽は鳴き合った。しばらくして元通りに一緒の鳥かごに入ったら、2羽はそのまま静かに過ごした。

 そして、3日後の今日もまだ2羽の鳥かご内の追いかけっこは止んでいる。でもスーは一応、元気そうに見える。フユも追いかけないから、けっこう心配して反省しているのかもしれない。

2022年4月13日水曜日

(8) 4月も半ば

 

 先週までの寒さは嘘のよう。今週になって夏のような暑さがやってきた。このまま一直線に夏が来るとも思わないけれど、最近は冬からすぐに夏になってしまうような気がする。洋服でいえば春秋物の出番がほとんどない。四季というより二季の感じ。このところ文鳥の鳥かご内の暖房もさすがに切られている。

今月は2日がナナの命日だった。あれからもう7年になる。そして10日がスーとミーの7歳の誕生日だった。ランがいないのが残念だが、夫のメグは9歳3か月になる。

 スーは相変わらず鳥かご内で暴れては別の鳥かごに移してもらっているが、最近おもしろいことがあった。鳥かごを開けるとすぶに手に乗ってきて、そのまま別の鳥かごに素直に移されるけれど、その日は逃げてしまって、なかなかあやさんの手に降りてこない。これから外出しようとしていたあやさんは困ったが、気づいたことがあった。そこで外出着からいつものシャツに着替えて手を出すと、スーはすぐにあやさんの手に乗ってきて、一件落着。文鳥はこちらの服装にも敏感だ。出かけることがわかるのだろう。そんなときうっかり捕まったら、どこかに連れていかれてしまうとでも思っているのだろうか。

2022年3月26日土曜日

(7)お彼岸も過ぎて

 

お彼岸の3月21日は、長寿だったチーの命日。いまでも、突然に家から出て行ってしまった妻のピポの帰りを待って、チーは長生きをしたように思えて、、ピポにもチーにもすまない気持ちになる。でも、仲の良かったふたりは天国で再会しただろうと思うことにしている。

 いま最年長のメグは、だいぶ飛べなくなったものの元気に過ごしている。モカとミー、クリとピヨのカップルは仲が良いが、スーとフユは、相変わらずときどき別居している。それも最近では午前中の2~3時間程度。朝になると追いかけっこをして暴れるので、仕方なくスーを鳥かごから出して、別の鳥かごに移す。そのまま静かにそれぞれ過ごすが、2時間もするとお互いに大声で呼び合う。そこでスーをフユのところに戻してやると、嬉しそうに鳴き合って、一件落着となるのである。夫の話では、フユの尾羽がちぎれて短くなっているらしい。それに夫が気づいたのは10日ほど前のことだったそうだが、

「どうしたのかしら?」と心配してきくあやさんに、夫は、

「たぶんケンカして、スーにちぎられたんだろう」といった。

 そうだとすると、フユのほうが強いと思っていたけど、そうでもないのかもしれない

2022年3月11日金曜日

(6) 人間の恐ろしさ

 

 11年前の3月11日、東日本大震災の大地震が起きた。その日はまだ寒かったが、これから春になるという平和な日だった。けれどもいきなり始まった大揺れは長らく続き、大津波とともに原発のメルトダウンという恐ろしい災害をもたらした。たくさんの犠牲者が出て人々の普通の日々が失われてしまった。そしてその傷跡はまだ生々しい。

 いま、ロシアのウクライナ侵攻で突然、平和な市民の命と生活が理不尽に奪われ、原発までも脅威にさらされている。恐ろしいことだ。しかもこれは自然災害ではない。人間の悪意によってもたらされている。許されないことだ。人間社会は、時として自らの種を滅亡に追い込むようなことを招いてしまう。それも、つまらない感情によってである。おかしいではないか。

 文鳥たちがそんなことをするだろうか。彼らは自然のうちに種を大切にしている。ケンカをしても相手を傷つけたりはしない。同房を撃つ人間よりはるかに賢いのである。何よりも生命を大切にしている。

 もうすぐ9歳2か月になるメグはあまり飛べなくなった。それでも鳥かごから出してやると、床に広げた布に撒いたえさを歩き回って食べている。そばにほかの文鳥が寄ってくると、時々うなって追い払っているが、よく見るとそれは相手がオスの場合で、メスのフユやモカがそばにきても怒らない。おじいさんは娘たちにはやさしいようだ。

2022年2月28日月曜日

(5)クリが8歳に

 

 クリーム文鳥のオスのクリが2月28日で8歳になった。いまはシルバー文鳥で5歳のピヨと一緒に暮らしているが、ピヨは3人目の妻。最初の妻は桜文鳥のチビだった。クリとチビ、シナモン文鳥のマミが生まれたのは8年前のトビとユウ姉妹のツボ巣内だったが、父親は当時独身だったメグのはずだから、クリの父親はメグ。そして、クリとチビは、そのまま一緒に暮らして、ラン、スー、ミーのヒナをかえして育てた。けれども、もともと体の弱かったチビは次の産卵の時期に死んでしまった。12月1日のことだったから、2歳にもなっていなかった。クリもチビを心配してそばでウロウロしていたが、チビはあやさんの手の中で力尽きてしまい、本当に可哀そうだった。チビは生まれたとき、ほかの2羽のようにはえさをホシガラず、。夫が無理に食べさせて育てた。体も小さかったが、どこか具合の悪いところがあったのだろうに、頑張ってヒナを3羽も育てた。

 クリとそのあと一緒になったのは姉を亡くして独りになっていた桜文鳥のココだった。ココは年上の妻でクリを残してあの世に行ってしまった。それからクリのところに若い妻がきた。それがピヨ。ピヨは大柄で元気がいいから、自己中心的なクリにも負けていない。けれども卵はかえらなかった。もうクリも8歳となるとヒナが生まれることはなさそうだ。そう思うと、チビはよくあの体で3羽のヒナをかえして育てたものだと感心する。

 そういえばチビと同じ2015年に亡くなったフーの命日が2月22日だった。あの年にはフーとチビのほかにフーの娘のナナとメグの母親のピポもいなくなった。4羽との別れがあったのだ。それでもチビがラン、スー、ミーの3羽の子供を誕生させてくれたので救われていた。あれからもう7年になるのだから、文鳥もこちらも年を取るはずだ。まさに光陰矢の如し。

 いま、あやさんも文鳥たちもウクライナを応援している。

 写真は8歳になったクリ、そしてピヨ

  


2022年2月12日土曜日

(4)またスーとフユが

 

 メグはその後、元気に過ごしている。鳥かご内の床に置いたえさもときどき食べているものの、大抵はツボ巣の高さにある幅を持たせた止まり木辺りに上がってスカイカフェのえさを食べている。暖房も強めにしてあるので、けっこう快適に過ごしている様子で心配ない。

 一方、昨晩、スーがまた自分の鳥かごではなく別の鳥かごで過ごした。数日前から、また妻のフユとうまくいっていない。ときどきフユに追いかけられてトリカぼ内で暴れている。今月に入ってずっとそんなことはなかったのに、いったい何があったのだろう。一昨日までは朝になってスーが暴れだすと、鳥かごから出して、別の鳥かごに移していた。そのうちに呼び合うのでスーをまた元にもどすと、そのまま暴れなかった。

 フユが何を怒ってスーを追いかけているのかは、いまだによくわからないが、どうも卵を産みだすと狂暴になるようにも思える。さらに、スーが別の鳥かご内に移って、スカイカフェで水浴びをしていたから、フユはそれがイヤともかんがえられる。いずれにしても、よくわからない。ただ夫のスーを住まいから追い出してしまうフユには、鬼嫁とかいわれそうなたくましい風貌もそなわってきた感じ。

2022年1月30日日曜日

(3)モカが4歳に

 

 きょう1月30日はモカ(クリーム文鳥・メス)の誕生日。4歳になった。1月30日といえば、メグの姉だったユーとトビもこの日が誕生日だった。オスの誕生を期待しての命名だったから、メスとわかったときには少しがっかりしたのを憶えている。そのときメスのナナとここ姉妹の相手がいなかったので、トビとユーがオスならいいと思っていた。結局、ナナは死ぬまで妹のここと一緒のままで、結婚できなかった。ココはやがて妻を失ったクリとパピにもてて、クリと一緒になるのだけれど、卵がかえることはなかった。

 その点、トビとユウ姉妹は鳥かご内の片方のツボ巣に卵を産みまとめて交代で熱心に温めて3羽のヒナをかえした。おそらくその卵はトビの産んだものでメグが父親のはず。というのは、トビだけが白文鳥で、あとの3羽は桜文鳥だったから、その当時、あやさんちでは白文鳥に人気があったからだ。とにかくトビとユウが3羽のヒナをかえした。それがクリとチビ、そしてもらわれていった真美である。

 そして、クリーム文鳥のクリと桜文鳥のチビの間にラン、スー、ミーが生まれて、その後にピヨやフユを迎えたけれど、ずっとヒナの誕生はない。

 2日前のことだ。メグが鳥かごの床に落ちていて元気がないと夫がいった。先日、9歳になっても元気だと思っていたのにと思いながら、メグを抱いてヒーリングすると、また元気になった。えさもたくさん食べて糞も順調に出たので、一安心だが、やはり9歳ともなると、いつどうなるかと心配だ。夫が鳥かご内を変えて、ツボ巣の位置を低くしたり、暖房を大きくしたりした。床にもえさと水を置いたから、夜中に下に落ちても大丈夫だろう。

2022年1月21日金曜日

(2)メグが9歳に

 

 白文鳥のオスであるメグが今月15日に誕生日を迎えて万9歳になった。人間でいえば90歳くらいだろうか。この家で過ごした文鳥23羽のなかで9歳以上生きたのは、パピ、マイ、ルミ、チーだけど、チー以外は9歳台で天国に行った。チーだけが特別で11歳7か月という長寿だった。メグはそのチーの子でオスだから、まだまだ元気で行けそうだ。でもチーは小食だったのに比べ、メグはどちらかというと大食漢だから、その点は母親のピポに似ているのかもしれない。いずれにしても、いまこの家にいるオスは、みんなチーの子孫であり、つまりメグの子孫である。こうしてみると、オスのほうがメスよりも長生きするように思うが、やはりメスは卵を産むので体の負担も大きいのだろう。

 きのう、クリーム文鳥のメス、モカが具合が悪くなった。いま卵を産んで温めているが、なかなかツボ巣から出てこないので、夫が心配した。鳥かごの掃除のとき、夫がモカをあやさんに預けたので手に取ると、ぐったりしていて身体がひんやりしている。文鳥は寒さに弱い。そういえば暖房をしているとはいえ、朝方寒かったようで、朝に鳥かごの覆いを外したとき、珍しくスーの姿がスカイカフェの上になく、探すとフユと一緒に卵のあるツボ巣に入っていた。モカも寒さにやられたのだろうか。あやさんが手の中のモカに温かい息を噴きかけてからヒーリングをして温めると、モカは静かに眠った。少しすると元気にあやさんの手を払って飛び上がり、鳥かごの上に乗った。それから鳥かごに入ると、えさを食べてツボ巣に入った。ミーが心配そうにしていたが、夫がもう一つ余分に暖房を入れて様子をみた。その後何度かえさを食べていたので、大丈夫だろうと思って、今朝を迎えた。

 朝、鳥かごの覆いの布を外した時は、モカはツボ巣にいて、心配だったが、その後、ツボ巣から出てきてえさを食べ、昼頃には水浴びもした。やはりきのうは寒さで具合が悪くなったのだろう。文鳥が具合が悪いときは、とにかく温めるのが一番のようだ。そんなモカも今月末には4歳になる。

2022年1月9日日曜日

(1)2022年寅年

 

明けましておめでとうございます。

 7羽の文鳥たちと新しい年を迎えます。年頭にあたり、今年もまた文鳥たちを年長順に紹介します。

 

1、    メグ・・・8歳11か月、オス、白文鳥

2、    クリ・・・7歳10か月、オス、クリーム文鳥

3、    スー・・・6歳8か月、オス、白文鳥

4、    ミー・・・6歳8か月、オス、シナモン文鳥

5、    ピヨ・・・5歳2か月、メス、シルバー文鳥

6、    フユ・・・4歳1か月 メス シナモン文鳥

7、    モカ・・・3歳11か月、メス、クリーム文鳥

 

ペアになっているのは、クリとピヨ、スーとフユ、ミーとモカ。みんなずいぶん年を取ってしまったけれど、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨夜、文鳥たちの夢を見た。今年初めての文鳥の夢だ。それはミーとモカのところに2羽のヒナが生まれた夢。正夢になってほしいと願う。

  写真は元旦の鳥かご