3月21日はお彼岸で、シナモン文鳥で長生きをしたチーちゃんの命日だった。11歳7か月の長寿で、最期はあやさんの手の中でリンゴジュースを飲んでから眠るように死んでいった。理想的な大往生だったかもしれない。
チーはどちらかといえば小食だった。今この家にいる最年長の文鳥はめぐで、10歳2か月の白文鳥。メグはチーの子どもだけれど、昔から食べることが大好きな大食漢で、いまでもえさを換えると、待ってましたとばかりに、そのえさを食べだす。
長生きの秘訣は小食かと思っていたけれど、メグを見るとそうでもないらしい。とはいえ、あまり太っていると飛んだり跳ねたりが大変なのではないかと勝手な心配をしてしまう。
いずれにしても、元気で長生きしてもらえれば、それ以上のことはない。
まだWBC日本優勝の余韻が続くなか、文鳥たちはテレビから流れる再放送の野球の声援の中にいる。これも平和な環境にいられるからなのだろうと、感謝の気持ちに包まれる。