2022年2月28日月曜日

(5)クリが8歳に

 

 クリーム文鳥のオスのクリが2月28日で8歳になった。いまはシルバー文鳥で5歳のピヨと一緒に暮らしているが、ピヨは3人目の妻。最初の妻は桜文鳥のチビだった。クリとチビ、シナモン文鳥のマミが生まれたのは8年前のトビとユウ姉妹のツボ巣内だったが、父親は当時独身だったメグのはずだから、クリの父親はメグ。そして、クリとチビは、そのまま一緒に暮らして、ラン、スー、ミーのヒナをかえして育てた。けれども、もともと体の弱かったチビは次の産卵の時期に死んでしまった。12月1日のことだったから、2歳にもなっていなかった。クリもチビを心配してそばでウロウロしていたが、チビはあやさんの手の中で力尽きてしまい、本当に可哀そうだった。チビは生まれたとき、ほかの2羽のようにはえさをホシガラず、。夫が無理に食べさせて育てた。体も小さかったが、どこか具合の悪いところがあったのだろうに、頑張ってヒナを3羽も育てた。

 クリとそのあと一緒になったのは姉を亡くして独りになっていた桜文鳥のココだった。ココは年上の妻でクリを残してあの世に行ってしまった。それからクリのところに若い妻がきた。それがピヨ。ピヨは大柄で元気がいいから、自己中心的なクリにも負けていない。けれども卵はかえらなかった。もうクリも8歳となるとヒナが生まれることはなさそうだ。そう思うと、チビはよくあの体で3羽のヒナをかえして育てたものだと感心する。

 そういえばチビと同じ2015年に亡くなったフーの命日が2月22日だった。あの年にはフーとチビのほかにフーの娘のナナとメグの母親のピポもいなくなった。4羽との別れがあったのだ。それでもチビがラン、スー、ミーの3羽の子供を誕生させてくれたので救われていた。あれからもう7年になるのだから、文鳥もこちらも年を取るはずだ。まさに光陰矢の如し。

 いま、あやさんも文鳥たちもウクライナを応援している。

 写真は8歳になったクリ、そしてピヨ

  


2022年2月12日土曜日

(4)またスーとフユが

 

 メグはその後、元気に過ごしている。鳥かご内の床に置いたえさもときどき食べているものの、大抵はツボ巣の高さにある幅を持たせた止まり木辺りに上がってスカイカフェのえさを食べている。暖房も強めにしてあるので、けっこう快適に過ごしている様子で心配ない。

 一方、昨晩、スーがまた自分の鳥かごではなく別の鳥かごで過ごした。数日前から、また妻のフユとうまくいっていない。ときどきフユに追いかけられてトリカぼ内で暴れている。今月に入ってずっとそんなことはなかったのに、いったい何があったのだろう。一昨日までは朝になってスーが暴れだすと、鳥かごから出して、別の鳥かごに移していた。そのうちに呼び合うのでスーをまた元にもどすと、そのまま暴れなかった。

 フユが何を怒ってスーを追いかけているのかは、いまだによくわからないが、どうも卵を産みだすと狂暴になるようにも思える。さらに、スーが別の鳥かご内に移って、スカイカフェで水浴びをしていたから、フユはそれがイヤともかんがえられる。いずれにしても、よくわからない。ただ夫のスーを住まいから追い出してしまうフユには、鬼嫁とかいわれそうなたくましい風貌もそなわってきた感じ。