2021年12月29日水曜日

(25)年末年始

 

急に寒くなってきた。外に出るとすごく寒い。クリスマスも終り、あとはお正月を待つだけになった。今年は義姉が亡くなり喪中はがきを出してあるから年賀状を書く手間がない。毎年忙しい時期に年賀状を書くなんて馬鹿げていると思いながらも、これまではこちらの無事を知らせておく必要のある先には出してきた。それに最近は高齢を理由にした丁寧な賀状取りやめのお知らせが届くこともおおくなり、出す枚数はかなり減っている。わざわざ賀状取りやめのお知らせをくださることから考えても、年賀状は出す方にとって結構な負担になっているのではないか。とにかく年末の多忙なときに何枚も、それも新しい干支を考慮した葉書をつくるのは大変だ。そう考えるとこれから先、年賀状を出すという文化も先細りになるのではないかと思う。

 文鳥たちには年末年始もないだろうけど、鳥かごの周囲でガサゴソと片付けがなされたり窓ガラスが拭かれたりして、いつもと違ったせわしい空気を感じているかもしれない。今年は、フユがカーテンの布に足を引っかけて逆さづりになったものの大事には至らず、ほかには事故もなくみんな元気に過ごせた。最近またスーとフユが朝になるとケンカのような追いかけっこを鳥かご内で繰り広げるようになった。そのためスーは鳥かご内に差し出されたあやさんの手に乗って別の鳥かごに移動している。ほとんど毎日、午前中の大半は別居生活となっている。鳥かごを移るとき、ときにスーは逃げるように高い所に上がってしまうが、いつのまにかちゃんと移動先の鳥かごに入っているから、世話はないものの、変な習慣がついてしまわないかと心配だ。

2021年12月12日日曜日

(24)2021年12月12日

 

 今年も残り3週間となった。あっという間に1年が過ぎていく。それが年々スピードを増していくのは頭脳が緻密でなくなっていくからなのか。わからないが、友人や親しい人の死があって、自分の終わりが近づいているようにも思う。このコロナ禍にあっら2年間、残り少ない人生なのに無駄な時を過ごさせられたような気がしている。美容院の若い先生が言っていた「なんか、みなさん、この間に急に老けちゃったみたいで・・・」という言葉が心にささるように、確かにみんな元気がなくなった。

 老人にとっては短い期間で、たった2年とも思えるけれど、子供や若い人たちにとっては、大切な長い時間だったであろう。しかも、治療薬の登場など明るい兆しが見えてきたとはいえまだ終わったわけではないのだ。

 家から出るときには必ずマスクをつけるようになった。口紅をつける必要もない。クリーム1つあれば間に合う。歯が不揃いでも気にすることはない。おしゃれして出かけることもほとんどない。健康のために買い物に出かけるくらい。あとは眼科や歯科に行くくらい。味気ない日常だが、文鳥たちがいるので助かっている。

 今年の春にはチーが大往生して7羽になってしまったけれど、文鳥たちにとって、コロナ禍など、なんのその、元気に飛び回ったり卵を温めたりしている。。

 文鳥たちにもいろいろな思いはあるのだろうが、仲間やパートナーがいるので、あまり退屈はしてないようだ。彼らにとって、規則正しい毎日が続くというのがかなり大切なことのようだ。

2021年11月26日金曜日

(23)メグの威厳

 

8歳11か月の白文鳥メグが近づいてきた3羽の文鳥たちを追い散らしている。居間の床の上を歩き回っているのは、ミーとモカとスーそれにメグのようだ。そして唸り声が聞こえるがそれはメグの声。近寄ってくる他の鳥を追い払っている。特にミーに向かっては執拗に唸って追いかけている。追いかけられるとみんな遠ざかって、でもすぐにまたメグに近寄る。メグを孫たちがからかっているようにも見える。でも、ただ着いて歩いているだけなのかもしれない。とはいえミーの場合は少し違うようだ。思い出したのはミーが好きだったメグの妻ランをめぐってのいやがらせだった。まだミーの相手のモカがくる前のことだが、ミーはよくメグとランの鳥かごに止まって、メグに向かって唸ったりしていた。この祖父と孫の間にはそんな因縁があったのだ。やがてミーのところにモカが来て、ランが事故が原因で亡くなってしまったので、最近はずっと平和だった。メグはその時のことを思い出してミーを威嚇して追い払っているような気もする。メグはこの家で、いま自分が一番偉いのだと思っているはずだ。なんといっても最長老なのだから。

数日前だった。スーがいつもは行かない洗面所に夫を呼びに行ったらしい。フユの事故を知らせに行ったのだ。夫が居間に戻ると、フユが巻き上げカーテンに足を引っかけてぶらさがっていた。抜け出そうとしてひどいことになりギャーと騒ぐフユを夫が見つけて足にからまった糸をハサミで取り除いた。フユはしばらく夫になでられておとなしくしていたが、無事に鳥かごの上に飛び乗った。こんなこともずいぶん久しぶりのことだった。スーが夫を呼びに行かなければ、もっと大変なことになるところだったから、やはり文鳥は賢い生きものだと思う。。

2021年11月11日木曜日

(22)秋晴れの平和な日

 

4年目の衆院選挙も終わり、まだ余波はあるものの一応の決着がついた。思うところはいろいろあるけれど、コロナの感染もだいぶ下火になっていて、平和な秋晴れの日が訪れている。全国のコロナ死亡者がゼロという日も出てきた。なんとなく気分も良いが、コロナの減少については季節性要因というのもあるらしいから、まだ安心はできない。

 文鳥たちは、そんなことには関係なく、決まった日常を過ごしている。そして、スーはまた、ときどき別の鳥かごで夜を過ごしていたりする。

 それというのも、今でもときどきスーがフユに追いかけられているせいだろう。それでも以前のような激しい争いの追いかけっこではなく、スーはいつでもブランコに乗れる独り住まいが気に入ったようだ。

 フユは1年前にこの家にもらわれてくる3歳まで、独り暮らしだったようだから、相手に気を遣うことは苦手なのかもしれない。2羽が今月になって別々の鳥かごで過ごしたのは3回くらいで、それほど仲が悪いわけではなく、自由に過ごしたいだけだと思う。

 フユは来週には4歳になり、いま卵を温めている。ピヨもモカもまた卵を産んだようだ。

2021年10月24日日曜日

(21)フユが怒っていたこと

 

 フユとスーの別居生活が終わった。もう1週間以上一緒の鳥かごで暮らしているからこのまま元の生活に戻るとみていいだろう。

 あの毎朝繰り広げられた追いかけっこは、見られらくなった。どうもこのところ、何らかの原因があってフユが怒っていたけれど、それがどうやら解消したということのようだ。。

 あやさんはフユはスーを卵のあるツボ巣に近づけまいとしていたのかと思っていた。けれども、フユがスーを近づけたくなかったものは別のものだった。それがわかったのは、スーが最近、バードバスで何回も水浴びをするのを見てからである。夫が鳥かごの下に取り付けていた水飲みをバードバスに取り換えて、飲み水としてスカイカフェの1つに水を入れるようにしていたものの、スーはバードバスに入らずに高い位置にあるスカイカフェの水で水浴びをしていた。夫がそれに気づいて水の量を少なくしていたが、それでもスーはそこで浴びていたから、水が飛び散ってえさを濡らしてしめらしてしまう。フユはそれを防ぐために、スーを水の入ったスカイカフェに入れまいとしていたようだ。スーがバードバスでちゃんと水浴びをするようになったので、フユの怒りもなくなったということらしい。よく考えてみれば、すべてはバードバスを取り付けてからのちに起きていた。

 一方、となりのピヨの鳥かごでは相変わらずクリがスカイカフェの少ない水で水浴びをしているが、ピヨはフユほど気にしていないようだから、やはり性格というのもあるのだろう。ピヨも今月15日で5歳になった。でも今また卵を産んでいる。平和な日々が戻ってきたのでほっとしているこの頃である。

 写真はバードバスで水浴びをするスー

   


2021年10月10日日曜日

(20)スーとフユが別居生活

 

 いったん納まったと思われたスーとフユ夫妻の朝の追いかけっこがまた始まった。朝になるとツボ巣から出てきたフユがスカイカフェに止まっていた夫のスーを追いかけまわす。スーはおとなしい性格だけどスーもやられっぱなしというわけではないから、2羽が争って、他の鳥たちも鳴き騒ぐ。そのうち静かになるものの、近頃は朝だけの争いではなくなってきた。またフユが卵を産んで、温めだしたというから、やはりそのせいなのか。

 フユはスーに卵を触らせたくないようだけど、こんな現象はこの秋になってからで、2羽の間に何があったのかはわからない。

フユはまだ3歳台だけどスーはもう6歳半だから、なかなか卵がかえらないのはスーのせいだと思って怒っているのだろうか。とにかく理由は

知らないけど、いよいよスーが別の鳥かごに移った。

 もともと鳥かご掃除のときにメグが入ったりしているもので、そこにないのはツボ巣とブランコだけ、という余分に用意してある鳥かごである。4日前の晩に夫がスーをそこに入れたら、スーはそのままおとなしく入った。つまり自分の鳥かごに戻りたがらなかった。その晩からスーは夜はその鳥かごですごしている。ミーとモカのいる鳥かごのとなりにおいてある鳥かごだ。

そしてフユはひとりで広い鳥かごで卵を温めている。まるで、フユがスーの家をのっとってしまい、悠々自適に暮らしている感じなのだ。

と、いっても、朝にはスーがさえずるとフユも応えるように鳴いているから、すっかり忘れてしまったわけではないらしい。それに放鳥時にはスーも元の鳥かごに入ったりもしているから、あまり心配することもないだろう。

 そして、きょう夫がスーの鳥かごを取り換えた。そこにはツボ巣もブランコもついている。あまり居心地がいいと、スーはこのまま元には戻らないのではないかという不安がわいてきた。

2021年9月26日日曜日

(19)ミーの羽毛

 

 いつのまにかスーとフユの朝のケンカがなくなった。あれは何だったのだろう。最近、変わったことといえば、夫がツボ巣にあったかえらなかった卵を取り払ったことくらいだから、やはりフユとスーのケンカはそれが原因だったのだろうか。もしかしたらフユがスーをツボ巣に入れまいとして追いかけまわしていたのかもしれない。とにかく平和になってよかった。

 バードバスでよく水浴びをしているフユに続き、隣の鳥かごのピヨ、その斜め前に見える鳥かごにいるモカの両メス文鳥もバードバスを使うようになった。オス文鳥は相変わらず臆病で、クリとスーは鳥かごの上の方にある飲み水を入れたスカイカフェの少ない水でバシャバシャと浴びている。老鳥のメグ(8歳8か月)もそのようだ。ミーは鳥かごから出たときに以前のようにソファーの上に用意した容器に入って水浴びをしている。

 ミーといえば、夫がまた変なことをいった。

「ミーは、ますます白っぽくなっている」

 いわれてみれば、ボディはそんな気もする。尾羽と頭は茶色っぽいままだけど、それでも頭の半分ほどは色が褪せて白っぽく見える。あまり恰好がいいとはいえないのに、ミーはやはり白っぽいボディに憧れているのだろうか。もう6歳5か月のミーだけど、こんな文鳥は初めてで、なんとも不思議だ。

2021年9月12日日曜日

(18)フユとスーの争い

 

 このところ朝になると、スーとフユの喧嘩のような追いかけっこが鳥かご内で勃発する。覆いの布を外して間もなくすると、それが始まる。シナモン文鳥のフユ(メス)が白文鳥のスー(オス)を追い回して争いになっているように見えるが、フユがなぜ怒ったようにスーを追い回しているのかがわからない。

 いまツボ巣にはフユの産んだ卵があって、覆いの布を外したときに見ると、フユはいつもツボ巣に入っていて卵を温めているようだ。そしてスーはスカイカフェに止まってツボ巣の方を見ている。少したつとフユがツボ巣から出てくるなりスーを追いかけまわす。スーをツボ巣に入れないようにと追い回しているのか、それとも何か気に入らないことがあってスーに怒っているのか?

 とにかく本気で2羽がケンカをしている。どう見ても遊びには見えない。ほかの文鳥たちも、それを見て「やめろ」と言わんばかりに鳴き騒ぐ。あやさんが手をたたいたりして脅してやめさせようとするけど、やめるのはその瞬間だけで、また始まる。怒ったあやさんは再びフユとスーの鳥かごに布をかけてしまう。すると間もなく静かになる。叱られていることはわかるらしい。

 30分もしたら布は取り去るが、そのあとはあまり騒がない。

 こんなことが毎朝繰り返されているが、つい最近まではなかったことだ。いったい2羽の間に、何があったのだろうか?

2021年8月26日木曜日

(17)鳥かごをきれいに

 

 このところ夫がまた順番に鳥かごを洗っている。夫は毎日、鳥かご内の止まり木やツボ巣、そしてスカイカフェなどウェットティッシュで拭いているが、年に一度は鳥かごごと洗ってきれいにする。

 鳥かごを洗うのは結構大変な作業で、まず文鳥を鳥かごから出し、扉を大きく開けて取り付けてあるスカイカフェ、ツボ巣、ブランコ、止まり木などを外す。メグのところは、止まり木に幅を持たせるためにプチプチを両面テープで貼り付けてあるから、それを剥がすのも大変。最後に鳥かごの周りを覆っているプチプチも剥がして、鳥かごや外した止まり木などを風呂場にもっていって中性洗剤で洗う。

 それから乾かして、元のようにスカイカフェやブランコなどを取り付けて新しいプチプチでまた鳥かごの三方を覆うが、この作業には時間がかかる。二日を要すため、鳥かごを洗った晩は文鳥は他の鳥かごに入ることになる。といっても別に用意しておいた新しい鳥かごに入るのであって、ほかの文鳥の鳥かごに一緒に入れられるわけではない。そんなことをしたら大変で、、喧嘩が勃発する。文鳥は自軍たちの鳥かごをよく覚えていて、やたらな者は中に入れたりしない。鳥かごはみな同じ大きさなので、洗って元通りにツボ巣やブランコを付ければ取り換えても問題ないけれど、メグの鳥かごだけ下の部分がピンク色になっていて、夫によるとメグはそれをよく知っているという。以前、ランがいたとき、いつもなら一緒に鳥かごに入るはずなのに、臨時の白い鳥かごに入れようとしたら、ランだけはすぐに入ったものの、メグは躊躇していたらしい。結局、そのときはあきらめてその鳥かごに入ったというが、夫いわく、

「メグは自分が一番偉いから、自分だけピンク色の鳥かごにいるんだと思っている。特別だと思っているんだよ」

 すると、いつもメグが夫の頭の上に止まっているのも、そういうこと? 本当にそうかはわからないけど、メグがピンク色の鳥かごを気に入っていることは確かなようだ。

  


2021年8月11日水曜日

(16)バードバス

     

 久しぶりに夫がバードバスを購入して、鳥かごに取り付けた。これまで彼らは水飲み用機で浴びていたが、鳥かごの下に敷いた新聞紙がびしょびしょになってしまってきたならしいというのが、その理由らしい。

 昔、ピーとフーの2羽の文鳥がいたときにバードバスを鳥かごに取り付けたことがあって、それ以来のことだ。もう15年近く前になるけど、そのときの2羽の様子を思い出す。

 見慣れないものに文鳥は臆病である。頭のいいピーは自分が最初に透明とはいえ閉ざされた空間に入るのは気が進まない。そこでピーは盛んにフーをけしかけて、無理やりフーをバードバスに追いやり水の中に入らせた。そして、フーの水浴びを見届けると、そのあと自分も中に入って水浴びをしていた。

 オスの方がメスよりも臆病というか用心深いというか、今回もそんな光景が見られた。

 最初にクリとピヨ、それにスーとフユのそれぞれの鳥かごにバードバスを取り付けた。その日はどちらも浴びないようなので水飲み容器にもどす。翌日、またバードバスを取り付けると、こんどはだれかが水浴びを始めた。

 やはり、予想していたとおり、それはフユだった。メスの方が勇気がある。その後スーがそこで浴びたかどうかわからないが、今朝、水浴びの音がしたので見ると、となりの鳥かごのクリがバードバスから出てきた。クリもフユの浴びるのを見て、安心して入ることにしたのだろう。

 ミーとモカはいつも鳥かごから出てソファーの上に用意した円形の容器で水浴びをしているから、鳥かご内はあまり汚れていない。メグは独りだし、スカイカフェに入れた水で浴びている。それも年のせいか、チャポンと入るだけなので、鳥かご内の新聞紙が濡れて居ることも少ない。

 それぞれの方法で水浴びをして暑さをしのいでいるこの頃だけど、手のひらの水浴びは最近しなくなっている。いったいいつからなのだろうか。多分、チーを水浴びさせるようになってからだ。その分、ほかの子の手のひらの水浴びはなくなっていた。

 でも、きょうの夕方、久しぶりに台所の蛇口にスーが来て、あやさんの手のひらのプールに入った。みんなが争うように飛んできて、周囲を水浸しにしていた頃がなつかしい。

 

 


2021年7月24日土曜日

(15)ミーの換羽(かんう)

 

 とうとうオリンピックが始まってしまった。コロナの感染は東京を中心にしてスピードをあげながら拡大している。すでにオリンピックの選手や関係者の感染も100人を超えた。これでは選手たちにも気の毒なことになり、このままオリンピックを続行することはできなくなるのではないかと思う。そもそもコロナ禍のなか、誰のための何のための開催なのかを誰も答えていない。

 このところ毎日暑い日が続いている。そのうち台風も来るかもしれない。それでも家の中は平和で、文鳥たちは皆元気。最長老のメグも羽毛も大分きれいになってきた。年のせいか、換羽も長引いている。そういえば換羽のことで夫が面白いことをいっていた。

「ミーちゃんの羽もすっかりきれいになったけど、なんだか白っぽくなった。ミーはランのこと好きだったし、モカもクリーム色だから自分も白っぽくなりたいんじゃないかな」

 ミーはいまクリーム文鳥のモカとペアになっているシナモン文鳥。その生え替わった夏毛の色が薄くなって白っぽくなったというのである。

「年を取ったから、そうなったんじゃないの」といってみるけれど、夫は、ミーの願望によって、羽毛の色が抜けてきたのではないかという。

 まあ生物は自身の望むように進化していくという話も聞くから、そんなこともないとはいえないだろうけど、あやさんはやはりミーも年を取ったのだと考える。ミーはもう6歳3か月。

 ところで22日は白文鳥のマイの命日だった。マイはこの家で初めて誕生した文鳥だ。そのマイの寿命は9年2か月だった。そうすると、ミーはまだそれほどのおじいさんではないのかな。となると、「ミーちゃんの願望」説も正しいような気もしてきた。

2021年7月10日土曜日

(14) 梅雨の季節、線状降水帯

 

地球温暖化のせいだろうが最近の梅雨は、以前とは様相が違う。上空に線状降水帯というのがかかり、長い間、一か所に大量の雨を降らせる。川は溢れ土は水を含んで大きな土砂崩れが起きたりしている。これまでは安全だったはずの土地でたくさんの土砂に住宅が巻き込まれて、毎年多くの人命が失われている。このままだと、いつ自分の住んでいる地域が風水害にあうかと心配になる。自然とは、やはり恐ろしいものだ。ウイルス感染症もそうだけれど、気象による災害も恐ろしい。だから人々は知恵を絞って協力して対処していかなければと思う。

 文鳥たちは皆元気で、シナモン文鳥のメス・フユは相変わらずリンゴジュースを飲んでは時々、夫の背中におしっこをしている。困ったものだけれど、、彼女にしたらつかの間の元気に飛び回る時間なのだから、夫も多めに見ているようだ。フユはまた卵を抱いていて、鳥かごにいるときはツボ巣で熱心に温めている。フユは活発で白文鳥のピポを思い出させる。

 そういえば7月3日はピポの誕生日だった。ピポが生まれたのは12年前。その1か月もたたないうちに、この家にやってきた。その数日前に、やはり白文鳥のピーが死んでしまったからだ。独りになってしまった白文鳥のフーがピーを探して家中を飛び回っていた。ピポが来て、急に家の中は明るくなった。そして、ピポがメスだとわかるまで、フーとピポの楽しい遊びが繰り広げられた。だから、ピポには感謝している。そんなピポが6歳4か月でどこかに行ってしまったのは、いまでも申し訳なく思う。この3月には天国で11歳7か月でこの世を去った夫のチーを迎えてくれたことだとおもうけれど、ピポがいて、いまの子たちもいるようなものだ。ピポ、ありがとう。

2021年6月25日金曜日

(13)モカが換羽(かんう)

 

 シナモン文鳥のオス・ミーとクリーム文鳥のメス・モカの鳥かごをのぞくと、どちらも羽が抜けてみすぼらしくなっている。と、いうことは、この前モカが元気がなかった原因は換羽ではなかったようだ。、どうもあの食べ物(ハチミツ付のえさ)を食べすぎたせいだったということになりそうだ。やたらなものはやらない方がよい。

 とにかくあのえさを捨ててしまってから、モカの体調がもどったのは間違いない。もう他のオス文鳥たちの換羽は終わったように見えるけでど、まだメグはみすぼらしいままで、飛び方も頼りなく、よく鳥かご掃除の夫の頭に乗っている。8歳半になろうという老鳥だから、換羽もややこしいのかもしれない。

 残りのメスであるピヨとフユは、まだなのか、いまのところ羽が抜けている様子はない。メスにとってはただでさえ産卵が大変なのに、さらに換羽という時期がオス同様にある。気の毒だけど、それも彼らなりの進化の結果なのだろうから、夏毛を楽しみにして、換羽の時期をやり過ごすしかないだろう

2021年6月11日金曜日

(12)あれ? メグいま換羽?

 

 白文鳥のオス、メグちゃんはチーに代わって、この家の長老になった。昨年5月に妻のランを亡くしてからまた独り身になって寂しくぽつんと鳥かごにいる。いまいるオス文鳥たちはみんなメグの子孫。クリがトビの産んだメグの子で、そのクリの子供がチビの産んだスーとミーである。

先日、メグの鳥かごの青菜を換えようとして手を入れたら、ちょうどそこにメグが止まっていたらしく、「ググウッ」と唸られた。それまでにも静かに止まっているメグにうっかり触ってしまい驚かせたこともあったけど、そんなときでもメグはこんな風には怒らなかった。あやさんの指を甘噛みするくらいがせいぜいだった。

 だから、きっと、そうとう期限が悪いのだ。おそらく体調が悪く、メグは今、換羽(かんう)の最中のようだ。もうすっかりメグの換羽は終わったとばかり思っていたけれど、よく見ると羽が抜けてみすぼらしくなっている。クリだけが換羽だったようだ。今回は年よりから順というわけではなかった。別に順番が決まっているわけでもないらしい。

そんなわけで、メグは今、調子が悪い 老鳥ということもあるのだろうけれど・・・

それに比べて、フユは元気だ。また鳥かごから出ると飛び回っている。もう卵を温めるのをやめてしまった。あんなに真剣にいつも卵を抱いて温めていたのに、また、かえることはなかった。気の毒な気がするけれど、フユにしたら、案外せいせいしているのかもしれない。のびのびと自由に遊んでいて楽しそうだ。 そういえばミーがあまり元気がないようにも見えるから、たぶん彼も換羽だろう。

2021年5月29日土曜日

(11)オリンピック

 

 まだ日本でもコロナパンデミックが続いている。そんななか国民の八割が反対しているというのに東京オリンピックを開催しようとしている。あり得ないばかげた話だ。いったいだれに危険極まりないオリンピックの開催をする権利があるのか。国民の大半が声を挙げても届かず、もうすでに無力感で敗戦気分になっている。なぜやめられないのか。多分、戦争に突入するときもこんなふうなのかもしれない。人類はお金と権力のせいで多くの大切なものを失ってきた。どうもそこが他の生物とは違うような気がする。

 文鳥さんの世界にも外敵や自然、飢餓や病気といった脅威は存在するだろうが、仲間の食料を自分だけかかえこんでほかの仲間を飢えさせるようなことはしないだろう。そう考えると人間は他の生物よりも賢そうで、実は大変愚かな生きものにも思える。そんなものたちが、地球の自然をいじくりまわしてよいはずがない。もっと遠慮ぶかく生きるべきだ。

 文鳥たちの換羽はそれぞれ時期がずれている。オス文鳥のメグとクリは終わったようだが、ほかの子たちはまだのように見える。いまはフユが一生懸命に卵を温めているだけで、ピヨとモカは卵を産んでいない。文鳥たちは、いまのところ平和な日々をおくっている。

2021年5月13日木曜日

(10)モカが元気に

 

 何となく元気のなかったクリーム文鳥のモカちゃん(3歳3か月・メス)が、元のように飛んで元気になった。

 しばらく具合が悪そうだった原因は何だったのだろうか?

 最近、他の鳥かごの前に抜けた羽毛が落ちていた李するから、いよいよ換羽の季節を迎えたようだけど、モカだけ早い換羽だったのだろうか、わからない。

 そんななか、きのう夫が変なことをいった。

「もしかしたら、モカは食べ物が悪かったのかもしれないな」

「モカだけ、何か特別なものを食べていたの?」と、不思議に思ってたずねると、夫の応えは、次のようなものだった。

 最近、みんなにハチミツつきのえさも少し与えていたところ、モカがそれを気に入ってたくさん食べていた。そこでモカには多めにやっていた。もしかしたら。それが悪かったのかもしれない。だから、そのえさは全部、捨ててしまった。

 モカの具合が悪かった原因がえさのせいだったのかどうかはわからないが、確かにモカはほかの文鳥に比べ太っていた。肥満傾向だったのも、そのえさのせいがったのかもしれない。

 原因ははっきりわからないものの、やたらなえさは与えないほうがよさそうだ。とにかくモカが元通りになってよかった。モカの換羽がこれから始まるとしたら、具合が悪かった原因がえさだという可能性が高くなる。やがて、わかるかもしれない。

2021年4月28日水曜日

(9) 文鳥さんもウツ?

 

 半月ぶりに独り住まいの友人に電話した。いままたコロナウイルスが蔓延していて外出も控える日々となっている。そんななか老齢の彼女も鬱状態になって精神科を受診したと聞いた。係りつけ医の紹介で精神科医院に電話したら、予約は10日も先になったという。いま精神科はかなり混んでいるらしい。別の友人の話でも、具合の悪い夫を精神科に連れていくのに電話すると、いくつもの精神科が予約で埋まっていて、すぐには診てもらえない状態だったとのこと。結局、遠くの医院で診てもらったそうだが、そこも待合室はいっぱいだったという。それも若い人が多かったようだ。

 たしかにこんな閉じこもりの状態がつづいたら、おかしくならないほうが不思議だ。しかもこの国の政府は無能でお金を配らないから、食べるのに困っている人たちが多くなった。もちろん仕事もなくなって住む場所も追われた若者も少なくない。こんな社会では鬱病になるのは当然だ。

 ところで、文鳥も鬱状態になるのだろうか。ここのところ、クリーム文鳥のモカの具合が悪かった。水浴びをしなくなったと思ったら、元気がなくあまり飛べなくなった。卵もずっと産んでいない。換羽にしては時期が少し早いようなので心配して、ビタミンを与えたり温めたりしていたら、また少し飛べるようになってきた。モカが元気がなかった原因がウツによるものだったとも思えないけれど、卵をずっと産んでいないので心配だ。それにしても、文鳥にもストレスはあるだろうからこんな世のなかテレビを見ていて、ウツ病になっても不思議ではない。

2021年4月10日土曜日

(8) スーとミーももう6歳

 

朝、鳥かごの覆いをとったとき、忘れずにスーとミーにいう。

「お誕生日、おめでとう。6歳だよ」

こちらのいうことがわかったのかどうか? いつものようにうれしそうにピピピ、チチチチチと鳴いた。

白文鳥のスーとシナモン文鳥のミー兄弟が4月10日で6歳になった。クリーム文鳥のクリと桜文鳥のチビの間に生まれた3兄弟だったが、メスのラン(クリーム文鳥)は去年、事故が元で死んでしまった。

 いまスーはシナモン文鳥のフユと、またミーはクリーム文鳥のモカと暮らしている。父親のクリの相手はシルバー文鳥のピヨで全部で3組のカップルがいるものの、オスが年を取りすぎているせいか、ヒナの誕生を見ていない。

 あと独りでいるのが、ランを亡くした白文鳥のメグで8歳3か月になろうとしている年長者だ。

いまのところ、みんな元気に過ごしていて、それぞれ可愛いが、一番手のかかるチーがいなくなってしまったので、気の抜けた感がある。おそらく彼らもチーの死は自然なこととして受け入れることができたのだろう、亡くなった日は比較的静かだったものの、その後まもなく、いつもの騒がしさがもどってきた。

  写真はスー

 

  


 ミーとモカ

    


2021年3月24日水曜日

(7)チーちゃん大往生

 

 春分の日にチーちゃんが11歳7か月の生涯を終えた。文鳥の寿命は7~8年といわれているから、まさに大往生である。この家で長生きしたマイもパピもルミも9歳少しで、10歳にも届かなかった。

 このように長生きしたチーがお彼岸の日に昇天したというのも何か意味があるようにも思えるが、とにかく彼はこの日に、静かに長い眠りについた。

 朝、ほかの鳥かごの新聞紙を換え、えさや水も変え終わったので、いよいよチーにえさを食べさせようとを鳥かごから抱き上げた。いつもなら自分で食事をしたあと、ツボ巣の下にもぐっているのに、このときチーはツボ巣と離れた場所で寝ていた。これまでは日に3回鳥かごから出してリンゴジュースとえさを与えてから手の中でしばらく眠らせていた。おそらくそれがチーの日々の楽しみになっていたはず。

チーがツボ巣の下にはもぐっていなかったので、すぶに手に取ったが力なく抱かれた。ぐったりしている様子で、

「もしや?」と思い永らリンゴジュースを指に付けてなめさせる。ちゃんといつものようになめた。それからえさを口元につけたけれど、チーはそのまま眠ってしまった。

 本当に静かに命が燃え尽きるという感じで、やがてチーはそのまま動かなくなった。あやさんは長い間チーを抱いていたが、何の匂いもしなかった。チーの体はもう限界だったようだ。

 チーはきのう庭の端に埋葬された。いまごろはピポやフー、パピ、マイ、ルミなどに無事に迎えられていることだろう。

 そしてまた、あやさんちは寂しくなった。

 

2021年3月13日土曜日

(6)春めいてきた

 


 3月中旬ともなると気分も明るくなるころだが、今年はコロナの感染が重く心にのしかかっている。そのうえ3月11日には東日本大震災から10年になることもあって当時の記憶が呼び起こされる機会が多い。津波にしろ原発事故にしろ未曽有の災害で、特に原発事故は、この先何年かかっても収集がつかない災害となった。それなのに、溶け落ちた燃料デブリを取り出そうなんて、まだやっている。だれもがそんなこと無理だとわかっているし、取り出したものをいったいどこへどうやって運ぶつもりなのか。もうどこへも動かせないことは多くの人が感じているところだ。この国は、それでも進む方向を変えられない。オリンピックの中止だってなかなかできない。わずかな人の金と名誉のために多くの国民が犠牲を強いられるだけでなく、地球を、人間の生活をこれほど破壊しているというのに、まだ原発を止めないという、おかしな政治が続いている。次にやってくるであろう大地震が心配だ。

 

 写真は最近の文鳥たち

  



2021年2月27日土曜日

(5)クリも7歳

 


 2月22日は7歳半で天国へ行ってしまったフー(白文鳥メス)の命日だった。賢くて優しい文鳥だった。かわいい目をしていて、チーがこの家にきたとき、一目惚れしたのもうなづける。そのチーはもう11歳6か月になる。相変わらず床で眠っていることがほとんどの生活だけど、頭はボケていないらしい。フーがいたころは、飛べなくなったフーを抱いて、あやさんが餌を食べさせていると、チーがフーをめがけて飛んできて、よくあやさんに追い払われていたものだが、いまはチーがそのフーの代わりに、いつもあやさんの手に抱かれている。以前はチーがうらやましがっていた場所である。だからチーはずっとこのポジションを失いたくないのだろうか。とても長生きしている。首も曲がってしまって歩くのもやっとだけれど、ボケていないのは、青菜の代わりになめているリンゴジュースのお陰かもしれない。リンゴジュースが好きなのは、チーとフユだけ。

 そして、クリーム文鳥のクリも今月末、28日で7歳になる。クリはトビとユウ姉妹のツボ巣で生まれた。多分、トビの産んだ卵がかえったのだと思う。このとき3羽のヒナがかえったが、おそらく父親はメグだ。一緒に生まれたチビとクリの間に生まれたのが、ラン、スー、ミーで、ランは去年5歳で亡くなってしまった。その後に3歳になるフユがスーのところにきたけれど、まだ新しい命の誕生は見られない。

 

2021年2月14日日曜日

(4)文鳥たちもびっくり

 

きょうは2月14日、だいぶ春めいてきた。もうじき東日本大震災から10年になる。そう思っていたところだったが、昨夜、突然自信を知らせる携帯の警報音が鳴った。少しすると突然、大揺れが襲ってきて、部屋の壁につかまるはめになった。揺れはけっこう大きくて長かったので、文鳥たちもガサガサと騒ぎ出した。鳴き声を上げたのはクリだったかもしれない。夫が電気を点けて「大丈夫だよ」といったら、文鳥たちは静かになった。

 いまこの家にいる文鳥の中で、こんな大揺れを経験したことがあるのは最年長ののチーだけだ。ほかの子たちにとっては初めてのことで、恐ろしさに慌てふためくのも当然だろう。人間だって恐ろしいのだから。

 テレビをつけると震源地は福島県沖で福島の震度は6強ということだった。震源が深いので津波の危険はないとわかり、少し安心した。今朝になりマグニチュードは7.3でこのあたりの震度は4くらいとわかったが、昨夜は静岡県をも含む広い範囲で停電したところも多かったようだ。一番気にかかるのは原発のことで、あのタンクに貯蔵してある汚染水が漏れ出なかっただろうかと心配したが、政府の発表では異常なしとのことだった。けが人は出たものの死亡がなかったようなので、やはり津波と原発さえなければ、東日本大震災のようなことにはならずにすむのだと思った。

朝、文鳥たちの鳥かごを覆っている布を外したとき、ピヨもフユもそれぞれのツボ巣で卵を温めていた。ピヨは6つ、フユは10個くらい、かえりそうもない卵だけれど、しっかり守っているようだった。モカは相変わらず、まだ抱える卵はなく、ミーと同じスカイカフェに乗っていた。そしてメグは老人だから、やっぱり安全そうなツボ巣に入っていた。チーはいつもどおりツボ巣の下にもぐって寝ていた。

 福島近辺では土砂崩れなどもあり、まだ余震が続いているようだけど、この辺りは、きのうと同じ日常になっている。文鳥たちも、昨夜のことは忘れたように元気に過ごしている。

 昨夜の地震は10年前の東日本大地震の余震だそうだが、今回の地震の余震もまだあるかもしれないという。もう、地震はこりごりだ。、

2021年1月30日土曜日

(3)モカちゃん3歳

 


クリーム文鳥のモカが30日で3歳になる。シナモン文鳥のミーの相手としてこの家にきたのは生後2か月を過ぎて間もないころだったから、まだメスかどうか確かではなかった。それでも文鳥同士ではわかるようで、ミーがすぐに興味を示して無事に夫婦になれた。そしてモカは卵を産み、今に至っているけれど、まだ子供は誕生していない。

 どかの2つのカップルの卵もかえっていないから、この家では、まあそれは特別なことではないが、昨秋からピヨやフユが卵を産んでいるのに、モカは、まだこのフユに卵を産んでいない。文鳥によって産卵の時期は少し違うようだけど、モカは丸々太っていて、ときどきミーに怒っているから、産卵には、あまり感心がないのかもしれない。

 ミーといえば、幼いころスーとランと3兄弟で一緒の鳥かごにいたとき、よくランに怒られていた。あのときからランのことが好きだったようだけど、どうも女の子の気持ちに鈍感で逆撫でするようなところがあるらしい。だからモカもときどき怒っているのかもしれない。とはいえモカは内弁慶で鳥かごから出ると、ミーと一緒にいることが多い。そして年齢の近いフユとも仲良しのようだ。

 1月30日はシナモン文鳥のパピの命日でもある。11年前にパピが1歳でこの家にもらわれてきて、初めてヒナの誕生を見た。それが白文鳥のマイだった。父子とも長生きして9年も生きた。そして、あのころ戯れていたチーも11歳5か月を過ぎた。東日本大震災を体験したものは、もうチーだけになった。水浴びもできず、絶えず揺れの襲ってくるあの時を不安な思いで過ごした彼らだったが、もうフーもピポも遠くなってしまった。そういえば、あの震災の翌年の1月30日にトビとユウ姉妹が生まれていたが彼女たちももういない。

  写真はミーと一緒にいる3歳になったモカ

   


2021年1月15日金曜日

(2)メグも8歳


1月15日は白文鳥のメグちゃんの誕生日。8歳になった。人間でいえば80歳くらいだろうか。メグは昨年5月に若い妻のランを亡くして、しばらく寂しそうだったものの、これまで怪我や病気もなく、年取ったとはいえ、元気に過ごしている。鳥かごから出ると、ほかのオス文鳥たちにちょっかいをかけられたくないようで、比較的安全な場所として、鳥かごを順番に掃除している夫の頭上に乗っている。夫は少し迷惑そうだけれど、フユが乗るよりはずっといいらしい。

 10月末にこの家にきたばかりのシナモン文鳥のフユは、11歳4か月のチーの飲み残したリンゴジュースが気に入ってしまい、勝手に飲んでは夫の頭に止まり、そのままオシッコとして出してしまう。ときには薄くなっている髪の毛を嘴で引っ張ったりもする。それくらいなら、おとなしく乗っているメグが頭上を占拠してくれたほうばいいと思うのは当然だろう。

 写真は8歳になったメグ                                                                

 

2021年1月5日火曜日

(1) 新春

 


明けましておめでとうございます。

 8羽の文鳥たちと、また新しい年を迎えることができました。今年もよろしくお願いします。

年頭にあたり、今年も8羽の文鳥たちを年長順に紹介します。

 

1、    チー・・・11歳4か月、オス、シナモン文鳥

2、    メグ・・・7歳11か月、オス、白文鳥

3、    クリ・・・6歳10か月、オス、クリーム文鳥

4、    スー・・・5歳8か月、オス、白文鳥

5、    ミー・・・5歳8か月、オス、シナモン文鳥

6、    ピヨ・・・4歳2か月、メス、シルバー文鳥

7、    フユ・・・3歳1か月 メス シナモン文鳥

8、    モカ・・・2歳11か月、メス、クリーム文鳥

 

ペアになっているのは、クリとピヨ、スーとフユ、ミーとモカ、そしてチーとメグはそれぞれ1羽ずつ鳥かごに入っている。高齢者も多いですが、どうぞよろしく。

そして、きょうは昨年9歳で天国へ行ってしまった。ルミの命日。でもルミの父親のチーは、また新しい年を迎えることができ、長寿を祝うめでたいお正月となりました。