2021年7月10日土曜日

(14) 梅雨の季節、線状降水帯

 

地球温暖化のせいだろうが最近の梅雨は、以前とは様相が違う。上空に線状降水帯というのがかかり、長い間、一か所に大量の雨を降らせる。川は溢れ土は水を含んで大きな土砂崩れが起きたりしている。これまでは安全だったはずの土地でたくさんの土砂に住宅が巻き込まれて、毎年多くの人命が失われている。このままだと、いつ自分の住んでいる地域が風水害にあうかと心配になる。自然とは、やはり恐ろしいものだ。ウイルス感染症もそうだけれど、気象による災害も恐ろしい。だから人々は知恵を絞って協力して対処していかなければと思う。

 文鳥たちは皆元気で、シナモン文鳥のメス・フユは相変わらずリンゴジュースを飲んでは時々、夫の背中におしっこをしている。困ったものだけれど、、彼女にしたらつかの間の元気に飛び回る時間なのだから、夫も多めに見ているようだ。フユはまた卵を抱いていて、鳥かごにいるときはツボ巣で熱心に温めている。フユは活発で白文鳥のピポを思い出させる。

 そういえば7月3日はピポの誕生日だった。ピポが生まれたのは12年前。その1か月もたたないうちに、この家にやってきた。その数日前に、やはり白文鳥のピーが死んでしまったからだ。独りになってしまった白文鳥のフーがピーを探して家中を飛び回っていた。ピポが来て、急に家の中は明るくなった。そして、ピポがメスだとわかるまで、フーとピポの楽しい遊びが繰り広げられた。だから、ピポには感謝している。そんなピポが6歳4か月でどこかに行ってしまったのは、いまでも申し訳なく思う。この3月には天国で11歳7か月でこの世を去った夫のチーを迎えてくれたことだとおもうけれど、ピポがいて、いまの子たちもいるようなものだ。ピポ、ありがとう。

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