2024年3月27日水曜日

(6) 春はこれから

 

3月も終わりに近づき久しぶりに朝から明るい陽光が輝いている。これから本格的な春になるのだろう。今年は桜の開花も大分遅れていて満開は4月になるようだ。

 あやさんちでは5羽の文鳥たちも元気に春を迎えている。先日のお彼岸は11歳7か月生きたシナモン文鳥のチーの命日だった。彼は3年前に眠るように大往生した。いまいるオスは2羽ともチーの子孫だ。

 白文鳥のメグは11歳2か月を過ぎた。今も元気で鳥かご内は自由に動ける。彼の強みはよく食べることで、自分が大事にされていることもわかっているらしい。

 この穏やかな春の気候とは裏腹に、いま世界のあちこちで信じられないような悲しい出来事が起きている。いや、起こされているというほうが当たっているような気がする。人類は愚かな人々によってやがて滅びてしまうのかもしれない。それでも文鳥たちはかつて恐竜から進化したように、また新たな進化を遂げて生き残る? 賢い文鳥たちは、きっと生き延びるはず。そんなことを考える春の日。

2024年3月11日月曜日

(5) 東日本大震災から13年

 

今年は能登の大地震から始まった地震大国、日本だが、被災地の復興は遅々として進んでいない。我が家でもかつて経験した水道をはじめ電気やトイレの不都合な状態は13年も経ったのに一向に改善されていないように見える。あのあと簡易トイレや簡易ベッドなど便利なものが出来たはずなのに、報道で知る限りほとんど役に立っていないのではないか。昨年から何回も地震に見舞われていた能登地方なのに、ほとんど近くに用意してなかったみたいだ。石川県や国はまるで防災にお金をかけてこなかったのではないか。東日本のときに比べ津波で亡くなった人は少なかったものの、その後の生活環境があまりにも酷い。政府の初動も頼りないもので、この国は本当に国民のことを大切にしないボロい国になってしまった。これでは出生率が減っていくのも当然のように思う。

 政治家たちは裏金をつくり、それがバレても議員をやめない。庶民にはより不便で危険なカードのマイナンバーカードを持たせようとし、インボイスを導入して貧しい事業者からも税金をとろうとする。そして、危険な注射を反省鳴く続ける。いまこの国を動かしているのは、日本人ではないのかもしれない。恐ろしいことだ。

 文鳥たちの鳴き声が聞こえて少しばかり心がなごむ。