2021年1月30日土曜日

(3)モカちゃん3歳

 


クリーム文鳥のモカが30日で3歳になる。シナモン文鳥のミーの相手としてこの家にきたのは生後2か月を過ぎて間もないころだったから、まだメスかどうか確かではなかった。それでも文鳥同士ではわかるようで、ミーがすぐに興味を示して無事に夫婦になれた。そしてモカは卵を産み、今に至っているけれど、まだ子供は誕生していない。

 どかの2つのカップルの卵もかえっていないから、この家では、まあそれは特別なことではないが、昨秋からピヨやフユが卵を産んでいるのに、モカは、まだこのフユに卵を産んでいない。文鳥によって産卵の時期は少し違うようだけど、モカは丸々太っていて、ときどきミーに怒っているから、産卵には、あまり感心がないのかもしれない。

 ミーといえば、幼いころスーとランと3兄弟で一緒の鳥かごにいたとき、よくランに怒られていた。あのときからランのことが好きだったようだけど、どうも女の子の気持ちに鈍感で逆撫でするようなところがあるらしい。だからモカもときどき怒っているのかもしれない。とはいえモカは内弁慶で鳥かごから出ると、ミーと一緒にいることが多い。そして年齢の近いフユとも仲良しのようだ。

 1月30日はシナモン文鳥のパピの命日でもある。11年前にパピが1歳でこの家にもらわれてきて、初めてヒナの誕生を見た。それが白文鳥のマイだった。父子とも長生きして9年も生きた。そして、あのころ戯れていたチーも11歳5か月を過ぎた。東日本大震災を体験したものは、もうチーだけになった。水浴びもできず、絶えず揺れの襲ってくるあの時を不安な思いで過ごした彼らだったが、もうフーもピポも遠くなってしまった。そういえば、あの震災の翌年の1月30日にトビとユウ姉妹が生まれていたが彼女たちももういない。

  写真はミーと一緒にいる3歳になったモカ

   


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