3月中旬ともなると気分も明るくなるころだが、今年はコロナの感染が重く心にのしかかっている。そのうえ3月11日には東日本大震災から10年になることもあって当時の記憶が呼び起こされる機会が多い。津波にしろ原発事故にしろ未曽有の災害で、特に原発事故は、この先何年かかっても収集がつかない災害となった。それなのに、溶け落ちた燃料デブリを取り出そうなんて、まだやっている。だれもがそんなこと無理だとわかっているし、取り出したものをいったいどこへどうやって運ぶつもりなのか。もうどこへも動かせないことは多くの人が感じているところだ。この国は、それでも進む方向を変えられない。オリンピックの中止だってなかなかできない。わずかな人の金と名誉のために多くの国民が犠牲を強いられるだけでなく、地球を、人間の生活をこれほど破壊しているというのに、まだ原発を止めないという、おかしな政治が続いている。次にやってくるであろう大地震が心配だ。
写真は最近の文鳥たち
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