2024年9月27日金曜日

(18)暑さ寒さも彼岸まで

 

あれほど暑い日が続いていてこの先どうなってしまうのだろうと心配していたのに、お彼岸を境に急に涼しくなった。本当にお彼岸を境にこれほど気温が変わるなんて、驚いてしまう。突然、秋風が吹いてきて冷房もいらなくなった。鳥さんもびっくりしていることだろう。そして多分、秋はとても短くて、気が付いたら冬になっているのだろう。近ごろの気象は以前とは違って激しく変化する。数十年前の穏やかな気象はどこかに行ってしまったようだ。

 もしかしたら、そのせいで人心も穏やかでなくなってしまったのかもしれない。いや、穏やかでない人心が激しい気象を生んでいるのかもしれない。などと、暇に任せて考えたりする日々。

文鳥たち3羽はみんな元気で、毎日、居間のテレビから流れる野球中継を聴いている。ときにはあやさんや夫の歓喜の声にびっくりしているかもしれない。きょう大谷翔平のいるロジャースが地区優勝を果たした。みんなの喜ぶ顔が聴衆をなごませてくれる。その空気感が文鳥たちにも伝わっているようで、彼らもおとなしく聴いていて、平和な時間が流れていく。

2024年9月13日金曜日

(17)スーちゃん、大丈夫?

 

白文鳥のメグが去ってから20日が経った。その間、大谷翔平はさらに7本の本塁打と8つの盗塁を重ね47-48として50-50の大記録にせまっている。メグがいなくなった寂しさも忘れるほどの大活躍に救われる思い。

 一時は居間に鳥かごが溢れ、14羽もいた文鳥が、今は3羽になり、2つの鳥かごが使われているだけになった。1つにはクリーム文鳥のモカが入り、その隣の鳥かごにはシナモン文鳥のフユと白文鳥のスーのペアがいる。

 きのうのことだ。夫がスーがリンゴジュースを飲まないと心配そうにいった。なんでもスーは水を換えてリンゴジュースを入れてやると、すぐにそのスカイカフェに来て、待ってましたとばかりにリンゴジュースを飲むらしい。ところが今日は違うという。去年、スーの兄弟のミーが亡くなったとき、その前日にリンゴジュースを飲まなかったから心配だというのだ。どうも食欲がないらしいので、鳥かごから出してみると、あやさんの手の中にしっかりと立って、それから少しして高く飛び上がった。巻き上げカーテンの上には上がれなかったものの、まだそれなりには飛べて、そのあと床に落ちた。スーも何といっても9歳5か月の老鳥だ。あまり飛べなくても不思議ではない。その後に鳥かごに戻されたスーはえさを食べていたのであんしんした。便秘だったかもしれない。

 そして今朝は元気そうに見えたものの、いつもと違ってフユがツボ巣の上にいるスーに並んでいて、気遣っているようにも見えたので、まだ少し心配だったが、

 その後、夫がリンゴジュースを与えると、スーはいつもどおりに飲んだ。夕方になっても、フユと元気に鳴いているから大丈夫だろう。