クリーム文鳥のラン、白文鳥のスー、シナモン文鳥のミー、この3兄弟たちも、4月10日に誕生日を迎え、5歳になった。彼らが生まれて以降、この家では、だれも生まれていない。この3兄弟はクリとチビの間に生まれた子どもだけれど、母親のチビは、彼らを育ててその年の12月に亡くなってしまった。いまクリはシルバー文鳥のピヨと暮らしていて、ピヨはいくつも卵を産んだけれど、まだ1羽もかえっていない。
一方、10歳7か月を過ぎたシナモン文鳥のチーは、最近体をかゆがっている、ぬるま湯で洗ってやると羽ばたいて、小さな白い羽毛がいくつも抜けた、そういえば少し前には尾羽も抜けて落ちていた。チーの尾羽は元々黒かったものが、白髪のようにすっかり白くなっているから、すぐにわかる。
そろそろ換羽の季節なのかと思わせるけれど、ほかの文鳥たちは、まだのようだ。チーは老いたせいで特別に早いのだろうか。それにしても、こんなに歳をとっても換羽がちゃんとあるなんて、すごい。
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