2023年7月14日金曜日

(十三) 文鳥たちの部屋

 

 7月も半ばとなり、もうじき梅雨明けになるようだ。この辺では梅雨といっても雨の降らない暑い日が多いが、九州などでは大雨が続いて河川の氾濫や土砂崩れなどの災害に見舞われ人命も奪われてしまっている。近頃の雨の降り方は異常で恐ろしい。これから先、人々は自然との共存をもっと考えていかなければならないだろう。自然環境や地球のことに多くの人が目を向ける必要がありそうだ。これから猛暑日が続くだろうと考えると、うんざりするのは、文鳥たちも同じかもしれない。彼らも何年も繰り返してきて、経験的に知っているはずだから。最年長のメグ(10歳半)は最近、元気だけれど、9歳4か月のクリは、相変わらず元気がない。そして、よく寝ている。文鳥も人間同様に年を取ると居眠りが多くなると思うけれど、メグに比べて飛べないしぐったりしているので心配だ。毎日、鳥かご掃除のときには、手に抱いてえさを食べさせている。

 きょうから鳥かご内の敷物が変わった。部屋の模様替えのようなものだ。これまでは新聞紙の派手な写真や活字のない部分を抜き出して使っていた。だから比較的紙面のおとなしい地方紙を採っていた。ほとんど鳥かごのために必要としていたようなものだった。きょうからは無地の薄いピンク色の紙に換えた。このほうがコストも手間もかからないので、新聞やさんには悪いけど仕方ない。

文鳥にとってもこのほうがいいはず。こうやってまた新聞をとる家が減って行ってしまうのも複雑な気持。昔はみんなが新聞を読んで、そしてそのあとの新聞は、いろんなことに使った。その中には新聞紙で折った兜などもあった。これからは古紙回収に出す回数も減るだろう。 でも、文鳥さんは、きれいなので喜んでいるはず。

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