2024年1月22日月曜日

(2) モカちゃんが鳴いている

 

新年は元旦から大地震があり、能登を中心に家を失ったたくさんの人々がまだ寒さに震えている。映像で見る高速道路は隆起したり崩れ落ちたりしていて、それでも工事でどうにか道路をつないで車が通れるようになったのだと聞くと、この地震の恐ろしさがうかがえる。海岸線も数メートルも隆起し、砂浜はなくなって以前とは全く違う光景が広がっている。映像でみただけでも圧倒される様相にこれからの復興への長く難しい時間が思いやられる。

 それなのに政治の世界では「裏金」だの「脱税」などと、復興の中心とならなければならない政治家たちが酷い有様。もっと国民が賢くならなければならないと思う。

そんな中、ジャクサが打ち上げたロケット「スリム」の月面着陸のニュースはうれしいものだった。なんでも小型車くらいの大きさのものがピンポイントで月面に着陸したという。それもおもちゃの技術が使われたと聞く。素晴らしい世界だ。

家では クリーム文鳥のモカがもうじき6歳になる。いまいる文鳥の中で一番若い彼女だけれど、夫のミーがいなくなってから、大きな声で鳴いてうるさい。もう4か月以上になるのに、まだミーを呼んでいるのだろうか。そうなのかどうかは分からないけれど、ミーはモカの面倒をよくみていたように思う。最近、モカもときどき鳥かごから出て飛んでいるけれど、夫の話では自分で鳥かごに戻れないようだ。ミーがいたときは、いつもミーと一緒に鳥かごに入ったから問題なかったが、今はそのミーがいないので鳥かごに入れないのだという。仕方なく夫がモカを捕まえて鳥かごに戻しているということだった。

「モカちゃん、威張っていたけど、ミーがいないと何もできないのね」と思わず笑てしまうあやさんだった。

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