きょうは久しぶりの雨でやっと涼しい日がやってきた。というのも束の間らしい。最近は 朝晩の気温は少し下がってきたものの日中は30度を超える日がまだほとんどでエアコンなしでは過ごせない。暑さ寒さも彼岸までというお彼岸も過ぎたというのに。
そのお彼岸の9月23日秋分の日にフユが天国へ旅立ってしまった。あれほど元気だったフユの最期はあっけないものだった。昼頃から外出していたあやさんが夕方、フユを発見したとき、フユは鳥かごの下に落ちていた。そして死んでいた。まだ少し温もりはあったものの、もう死んでいるとわかった。フユの誕生日は11月18日で、あと2か月経てば8歳になる。メスの文鳥で一番長生きしたのはルミで9歳1か月だった。ほかのメス文鳥で8歳以上長生きした子はいない。オスは11歳以上も生きた文鳥もいるが、メスは総じてオスより短命で人間とは違うような気がする。
フユの急な死は思いもよらないことだったので、いろいろ考えてしまうけれど、元気で活発だったフユらしい最期のようにも思え、命日がお彼岸だったこともあって、パパが迎えに来て旅立ったのだろうと考える。寂しくなったのはあやさんだけではない。モカはフユの鳥かごの中をのぞき、ときどきフユを呼んで鳴いている。フユが自分の鳥かごに入って来ると、あんなに怒っていたモカだったけでど、やはり寂しくて鳴いている。モカもあと4か月もすれば8歳になる。そう気が付いて不安になった。
庭のフユが埋められたお墓の脇で白い彼岸花がまるでフユのように溌溂と雨の中で咲いていた。。