2月も半ばになると、春の陽射しが感じられる日もあって、文鳥たちの昼寝の時間も多い様子。それでも部屋のドアを開けたりすると、こちらの動きを察知してチュンチュンピッピと鳴きだすから面白い。たぶん退屈して居眠りでもしているのだろう。フユなどは鳥かごの傍へ行くと、騒がしく鳴く。もう亡き夫を呼んで鳴くようなことはなくなったようだけれど、そのぶんかなり退屈しているようだ。
とにかくモカとフユのメスが2羽いるだけになってしまった。性格は大分違っていて、フユの方が積極的でかっばつに動く。鳥かごを掃除するとき、フユは出入口を開けるとさったと隣のモカの鳥かごに入り込んでいく。モカのえさを食べたり水浴び器で水浴びをしたりと他人の部屋でわがもの顔にふるまっている。モカはいつもどおりにブランコに乗っておとなしくしているが、時にはカルカルという声を出して、出ていけとばかりに怒っている。フユのあまりに勝手なふるまいに我慢しきれなくなったといった感じ。だからといって、フユが入ってこなければ、それはそれでつまらないのかもしれない。そんな2羽の様子を見ていると、同じ一つの鳥かごに入れるのは難しいような気がする。オス同士は難しいといわれているけれど、メス同士でも姉妹とかでないとダメなのかもしれない。
これまで、ナナとココ、トビとユウは一緒の鳥かごで平和に暮らしていたけれど、それは姉妹だったからだろう。一緒に生まれて育ってきたから、あまり問題がなかったようだ。
7歳を過ぎたこの2羽のメスは、子供を持つことがなかったせいか、年下の若い文鳥と暮らすことがなかったせいか、いつまでたっても子どもっぽい。10年前に7歳半で天国へ行ったフーとはかなり違う。フーは本当に賢いリーダーだった。もうすぐフーの命日が来る。
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