2019年12月2日月曜日

(21)12月1日はチビの命日


 桜文鳥のチビが1年9か月の短い一生を終えたのは4年前のきのうだった。チビの子どもたち(ラン、スー、ミー)は、みんな元気で、いまもこの家にいる。それぞれ伴侶がいるけれど、まだそこに育った子どもはいない。夫だったクリは、いま若いシルバー文鳥のピヨと暮らしているものの、そこにも、まだ子供はいない。クリはチビとの間に子どもを育てた経験があるはずなのに、ピヨの卵はちっともかえらない。やはり、あのとき賢いチビがいて、はじめてランたちは生まれてきたように思う、

 それでもこの季節になると、ピヨがまた卵を5、6個産んだ。ランも2個産んでいる。モカのツボ巣にはまだ卵はないものの、ミーが巣作りのためか、鳥かごの下に敷いた新聞紙をさかんにつついて細かくちぎろうとしているから、モカも、もうすぐに卵を産むのだろう。そろそろ、新しい命が生まれてもよさそうだとおもうけれど、果たして今回はうまくかえせるだろうか。

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