10年前の12月12日、シナモン文鳥のルミがこの家で生まれた。いま生きていれば10歳になったわけだが、9歳の誕生日を過ぎて1か月もしないうちにこの世を去ってしまった。
この家のメス文鳥では最も長く生きたが、年明けそうそうに、夫だったマイの元に行ってしまったのだ。ルミはこの家で生まれて病気になったり怪我をしたこともないから、病院に行くなどして家から外に出たことはなかった。つまり生涯この家で過ごしたわけだ。運動神経の良い世話の焼けない子だった。
そして2月には8歳になったばかりの白文鳥のトビも姉のルミを追いかけるようにこの世を去った。2羽とも寿命だったから仕方ないと思えたけれど、5歳余りでこの世を去ってしまったクリーム文鳥のランは可哀そうだったと思う。
つまり今年は3羽のメス文鳥が天国へ行ってしまったのである。
5年前にも似たようなことがあった。やはりメスばかり、フー、ナナ、チビが亡くなり、ピポが行方不明になった。メスはオスに比べて短命なのかもしれない。何しろ、卵を産むことを考えただけでも大変なのだから、そうなるのも不思議ではない。
それでも10月にはシナモン文鳥のフユが来て、スーと一緒になったので、文鳥たちの活気も戻ってきた。こうして世代交代とともに月日が流れていく。
写真は1年前、9歳のルミ
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