2017年1月24日火曜日

(4)放鳥の順番

 文鳥の鳥かご掃除の順番を夫は日によって変えている。それは多少は文鳥たちの相性も考えてのことらしいけど、たしかにミーとメグたち夫婦は同時に出さないほうがよさそうだ。夫の鳥かご掃除は2~3個の鳥かごを同時に開けてしていて、3本の止まり木とスカイカフェを毎回ウェットティッシュで拭いている。さらにツボ巣も鳥かごから出して中をきれいにしているから、鳥かごが7つもあると大変だ。
 それに、どうしてもそんなときには放鳥することになる。文鳥たちはそのときを待っていて、鳥かごが開けられると、いきおいよく飛び出して、カーテンレールや額縁の上などに飛んで行く。中にはまだ放鳥してない鳥かごの上に止まって上からのぞきこんで自分の優位を示そうとしている者もいて、ミーなどはメグたちの鳥かごに乗ってよく嫌がらせをしていた。
 最近、ミーとは別のシナモン文鳥がトビとスーの鳥かごの上にいて、じっと下をのぞきこんでいるけど、それはチーだ。チーもようやくほかのメスに気が出てきたようで、自分の娘のトビを見ている。とにかくチーは白文長が好きなのだ。それでもチーは、ミーのように中のトビやスーを威嚇したりいやがらせをしたりはしない。なかなか自分の鳥かごに戻らないで、ただじっと観察している。いまさらトビがチーに関心を向けるとはとても思えないけど、チーがようやくピポの帰りをあきらめたのだということがわかる。いま、チーとミーには相手がいないから、ややこしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿