2017年2月22日水曜日

(8)きょうはフーの命日

 あれから2年、月日の経つのが年々速くなる。いまは12羽の文鳥たちが元気に過ごしているけれど、この2年間には5羽がいなくなり、4羽が加わった。あのころ、フーが飛べなくなってからは、ほとんど毎日ソファーに座り、フーを手に乗せてえさを食べさせていた。すると、ほかの文鳥たちも寄ってきて、あやさんのデタラメソングを肩や頭に止まって聴いたりしていた。いまはそんなことも少なくなっている。
 フーがいなくなって出かけやすくなったけれど、あのころのほうが、文鳥たちともっと遊んでいたように思う。いなくなって気が抜けたのも事実だ。
 最初に名前をつけたときの印象と違って、本当に賢く優しい文鳥だった。そんなフーがこの映像のなかに生きている。これはフーの2歳9か月のときで、初めて子供を持ったときだ。子どもは5月3日に生まれたオス、名前はマイ。いまマイは6歳9か月になる。

 夫のさし餌を手伝うフーは、目の前にカメラがあっても平気だった。


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