2015年9月26日土曜日

ポエム① ぶんちょうさん

 あやさんちの文鳥たちは、その後も新しい生命が加わり、ますますにぎやかにすごしています。
 
 14羽になった文鳥たちの様子はおいおいお知らせするとして、今回はポエムです。じつは、文鳥さんは小さな子どもが苦手なんです。
 
 
 
「ぶんちょうさん」
 
 
ぶんちょうさんて わたしがいくと
 
バサバサさわいで にげるけど
 
どうして わたしじゃ いけないの
 
ばあばのかたには とまるのに
 
そんなに わたしが こわいのかしら 
 
わたし ちょこちょこ あるくけど 
 
なんにもしないし やさしいわ
 
ぶんちょうさんは おくびょうね
 
 
ぶんちょうさん きょうは ポピポピ
 
チュンチュン なかないけれど
 
どこか ぐあいが わるいのかしら
 
わたし なんだか しんぱいだから
 
ちょっと のぞいてみたいけど
 
わたしがのぞくと あばれるから
 
ばあばに そっときいてみた
 
そしたら かんうで だるいんだって
 
ぶんちょうさんも たいへんね
 
 
ぶんちょうさん ばあばが 
 
おしえてくれたけど
 
かんうって からだじゅうのはねが 
 
ぬけかわるんだって
 
なつのはねに かわるとき
 
だるくて ねむいって ほんとなの
 
おしゃれをするのも たいへんだけど
 
うすぎになったら ビュンビュンとんで
 
また にぎやかに さわげるわ
 
みんなで なかよく うたおうよ
 
 
ぶんちょうさん あんよはあるけど
 
おてては ないの
 
おりょうりしたりは できないけれど
 
かたいものでも くちばしで
 
つぶせるから へいきなの
 
つばさがあるから いらないのかしら
 
つばさをひろげて はばたいたら 
 
たかいところも なんのその
 
いやなことなど わすれそう
 
わたしも いっしょに とびたいわ
 

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