2017年4月7日金曜日

(14)ココおばさんとピヨ

 生後6年9か月の桜文鳥のココは手術から1週間後のおととい、無事に抜糸をしてもらい、元どおりにクリのいる鳥かごに戻った。クリもうれしそうで、相変わらず仲がいい。
 この1週間、ココの入った鳥かごは幼いピヨの隣に並んでいた。朝になって布を外すと、ピヨはこれまでと反対側にあるスカイカフェに止まっていて、ココもピヨに近いスカイカフェにいた。夜になって布でおおわれてもピヨは隣にココの気配を感じられて安心だったのだろう。ピヨは、おばさんのココに親しみを覚えたのかもしれないのに、おとといの夜からココはクリのところに戻ってしまった。代わりにミーが隣に移ってきたら、ピヨはまた、ミーの鳥かごと遠い位置にあるスカイカフェにいるようになった。いまのところピヨは、「ココのことは好きだけど、ミーはあまり好きじゃない」って感じだ。これから、ピヨとミーが仲良くなれるかどうか少し心配だ。
 夫によるとミーは、頭に帽子をかぶっているようなシルバー文鳥のピヨより、クリーム文鳥のランのほうに相変わらず関心があるらしい。
 それにしてもピヨはまだ、捕まえてもらわないと鳥かごに戻れないから大変だ。それを考えると、パピはフーといういい伴侶に恵まれたから、本当にラッキーだったのだ。手乗りでないと面倒だけど、それでもピヨもマイたちの真似をして、夫の背中に止まるようにはなった。
(生後5か月のピヨ)

(ココ)
 

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