最近、スーの水浴びは3か所になっていて、ソファーの上の水浴び容器ではトビと一緒に入って浴びている。それから鳥かごの水飲み容器だけれど、こちらは1羽が入るのがやっとだから、それぞれ勝手なときに浴びている。もう1カ所は水道の蛇口下の手のひらのプールで、スーはもともと、よくここで浴びていた。そこへトビも飛んできて一緒に浴びようとするものの、なかなかトビは入れない。怖いのだ。手のひらのプールに入るには、それなりの勇気が必要なのだろう。蛇口から出る水を受ける手に乗るのは、用心深い文鳥にとっては簡単ではないのかもしれない。マイなどは、手のひらでしか浴びられないから、毎日そうして、すっかり慣れてしまっているけど、トビはスーが浴びる場所を譲ってプールから出てしまうと、ひとりでは入れない。スーと一緒に入るのならいいのだろうけと、モタモタしていてなかなか入らない。
手のひらのプールでは、飛んできた順番に浴びれば問題ないが、なかなかそうもいかないで、オス同士は順番をめぐって争う。もっとも、ここにくるオスは、マイとスー、それにチーだけで、近頃ではチーはただ邪魔をするだけに飛んでくる。そしてチーは昔からマイにかなわない。けれどもチーはスーには強い。スーはチーにうなられると、すぐに飛んで行ってしまう。相手がひいじいさんだから、関わりたくないのか、スーは賢いから無駄な争いはしない。ミーとランとスーで一緒に暮らしていたときも、スーはいつもランとミーの間に入って、2羽のケンカを止めていた。文鳥でもやはり賢い者はやたらに争ったりはしないようだ。
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